ちっちゃなお部屋

世界でいちばん優しい音楽（8）

いつだったか、半年くらい前？？？？？

楽天のブログのお友達の「くるみえり」さんが、この漫画をブログで紹介していました。

くるみえりさんの日記や文章はほんわりしていて、優しいの♪

しかも、漫画の題名に「優しい」がつく。

実は、私この「優」って感じにめっぽう弱い。

さらに、いま、優しさ探しの真っ最中。

虎視眈々と（恐ろしいおなごですわ・・・）この漫画を探していた。

で、実は読んでいます、こちらも。

試験勉強のように、布団に入って読んでいる私を見て、

「それって、借りている本なの？

返す期限があるの？

何でそんなに一生懸命読んでいるの？

昼間にいくらでも時間あるんじゃないの？

夜更かししないでとっとと寝なさい。」

と、主人にとうとう言われました（爆）。

主人公のスウは、羨ましい。

かいつまんで話しちゃうと、

シングルマザーなんです。

と言っても、本当は、婚姻届を出す予定で同棲していた恋人（夫？）が、婚姻届を出すつもりでいたその日に不慮の事故で亡くなってしまって、シングルマザーとなってしまったんです。

まさに女手一つで生まれてきた女の子を育てています。

そこには、泥臭さとか、もがきとか、ダークな部分はあえて描いてありません。

多分、そこは、子育てした人ならば想像できるであろう行間として、作者はあえて書いていないのかな??と思いました。

だから、これって、結婚前の独身の女性が読むよりも、

同じように子供を育ててきた女性が読むと、奥が深いっちゅうか、

こうありたいっちゅうか・・・・

大変だったんだろうな・・・と思うというか。。。

色々思うわけです。

（ちなみにスウの両親は交通事故で他界していて、身寄りがない状態でした。死んでしまった恋人（夫）は、財閥の息子なんですが、家を捨てています。）

でも、そこに天使がいます。

スウの産んだのんのん（女の子）。

のんのんが、天使のように幸せの接着剤として、縁の切れていた人をつなげてくれたり、

新しいきずなを生み出します。

スウ自身も魅力的で（悩殺とかじゃなくて、心ですけど、あ、もちろん容姿もちょとおとぼけマリア様。）幸せを呼び込むんだろうな・・・。

スウは、よく、のんのんを「むぎゅ～　むぎゅ～」と抱き締めます。

それが、素敵です。

さすがに中2のお兄ちゃんはむぎゅ～して…ない自分です。

小4の娘はむぎゅ～しています。

息子のむぎゅ～はいつから消えたんだろう・・・・？

でも、スウ、苦労はしています、はい。

だけど、そんな、スウに素敵な殿方が、優しく、大きな愛で、手を広げて、こっちにおいでって、待ってくれているんです。

きゃ～～～～！！！！

素敵！

素敵過ぎ！！！！

これ読みながら、不覚にも色々思う。

もし、私が後家になって、生きていたら、

誰かが私に「こっちに来ませんか？待っていますよ。」って、声かけてくれると、

思う！？

っていうか、

声かけてもらえるほどの、魅力が、自分にないという事に、愕然とした。

今の私って、なんぼのもんよ？

レレレのおじさん（天才バカボン）が、箒で掃いてどかすくらいの存在かもよ～～！？？

スウみたいになりたい。

はあ。

（鏡を見る）

・・・・・げー！！！！

今朝、この漫画のことを考えながら、娘の登校同伴に付き合って、帰って来た。

小学校の敷地内の飼育小屋手前で、私は、スウ（完全に感情移入して、いまは「私」）を思ってくれる、豊上さん（手を広げて待ってくれる人。もの凄い素敵。羨ましい。いるのか本当にこういう人?）を想って、ため息をついていた。

私でいいのかな？（←完全になりきっている・・・）と悩んでいた。（←馬鹿・・・）

・・・・。

すると、同じ支援学級の登下校同伴のお母さんの影が、視界の端っこに写った。

は！

私、今凄く変な表情していたかかも！？？

絶対していた！！

凄くい深刻だった！！

焦って、顔を合して挨拶したら、

「ど・・・・どうしたの・・・ししぃーさん・・・・・」

と言うオーラ丸出しで、見送られたので・・・

急いで駆け寄って、

「えへへへ～今私変な顔していたでしょ？

ごめんなさいね～～。

ちょっと、読んでいる漫画の話のことを考え込んでいただけなの～

へへへへ～～。」

と、一声かけて別れた。

優しい自分を探しながら、

スウに自己投影して読んでいくと、

自分の表情や、言葉が、少し変わってきた気がする。

（というか、妄想してにやけていることもあるけど。）

夕べも、子供とおでん食べていたら、息子が「おかあさん、どうしたの？」と、

どこかおかしいのかと思われた・・・。

（遠くを見て微笑んでいたのが、不気味だったらしい・・・・）（涙）

つい「っき！」っとなって、子供たちを睨みつけたり、怒鳴りつけたりした後って、必ず後悔する。

後悔するのに止められない。（「かっぱえびせん」か？？？）

自分の中にも、スウみたいな心がどこかにあったはずなのに、

どこに置いてきちゃったんだろう？

おーい、おーい、と、探したくなる。（探せばいいじゃん・・）

それって、生きているうちに時々置き忘れして、

時々探さないとどこかに紛失しちゃうものなのかな～

名前書いておかなくちゃ！

これ、私の優しい部分だよって。

いまちょっと、お取り置きしているから、壊さないでねって。