テーマ:ああ、勘違い(82)
カテゴリ:微妙~~~。
勘違いをよくする脳内変換人間です。 勘違いをしていても、口に出さなければ、恥もさらけず単なる“一人勘違い”ですみますが、 勘違いを、口に出したり行動に起こすと、もうそれは、穴があったら入りたいというか、 穴を自分で掘りたいほどになります。
昨日、庭先に立っていました、私。 家の塀の横に、車が止まりました。 知らない車です。 路駐か? と思い、庭先に立ったふりしながら、ヒラメのような感じに、横目でじ~~~っと車を見ておりました。 車から、見たことにない年配の婦人が紙袋を提げて降りてきました。 保険の外交員にしては、普段着っぽすぎるし、 特に菓子折り下げて今更謝ってくる人もいないだろうし(←何に対してだ!?)、 新聞の勧誘にしては無防備的で、 う~ん、 だれ? でした。
横目で見ていたら、 まっすぐこちらに顔を向けて、 「こんにちは~。 お母さんいらっしゃいますか~?」 と、聞かれました。 いやだ~、私より20ぐらい上の人かと思いますが、 まだまだこの年齢だと、私なんて「小娘」に見えるのかしら? 私って、意外に、未だ独身・・みたいな生活感がないのかしら? 気にしているのは自分だけ? え?もしかして、20代に見られたのぉ~!? と、頭の中にたくさんの吹き出しを隠しながら、 「お母さんは、私ですぅ~~(でへ)」 と、にっこり答えた。 ここでリアクションよ、 そうよ 「え!?お母さんなんですか?てっきりお嬢さんかと思いました!」 って、もしかして言ってもらえたりなんかしちゃったりして??? そしたら、 「いやですぅ~もう中学生の子もいるんすよ~~~」 って、ばか丸出しで答えちゃう!! と、もう半分以上にやけていたら、 「あの~~。○○さんのお宅じゃないんですか? お嫁さんですよね?」 (↑家間違いでした・・・・・。) 「ちがいます、ししぃー宅です・・・・。」 さっきまでの、私の笑顔、どこに閉じ込めればいいの~~。 ひ~~~~。
久しぶりに、勘違いをそのまま言動にうつしてしまった・・・・。
勘違い・・って、ある意味、潜在意識というか、 こうあって欲しいとかいう願望も冷静な判断を邪魔しているんじゃないかしら?
ふと思い出す。 というか、忘れられない。 あれは、高校2年生の修学旅行。 長崎のグラバー邸・・・。 自由時間に、班別行動をしていたわ。 私は、文系クラス(一部理系混じり)だったから、まんべんなくそれなりに男女半々だったわ。 だけどね、理系クラスになると、オール男子、男子クラスですよ。 ああいう自由時間って、ちょっと開放的になって、女子と一緒に写真を撮る男子クラスのグループが目に付いたわ。 っち。 私なんて、個人的にごひいきにしてくれる男子もいなかったのよね。 どっちかって言うと、集団的?(あ、悪い意味じゃないですよ。) まあ、私、高1から真っ向片思い最前線で、結構有名だったから(一つ上の人)「あの子は何言ってもなびかない」でも有名でした。 でもね、ちょっと羨ましかったのよ。 男子に写真を誘われる女子って。 片思いしかしていないから、そう言うのって、憧れるわけよ!!! と、見ていたら、 ある男子と目があったのよ。 じ~~~っと、「私」を見ているのよ。 憎からず、まあ、仲良くしゃべる子だったので、 ああ、こいつも理系クラスで多少は華もほしいのか? 真似っこでもいいから、お互い写真でも撮っちゃったりなんかするわけ~~? とか、妖怪アンテナがびんびん来たんですよ、私。(←馬鹿。馬鹿でしょ!) そしたら、 やっぱり、その男子が声かけてきたの。 班行動で歩いている「私」に!! 「ししぃーちゃん、ちょっと写真撮ってくれる?」 その男子の後ろには、ぬあんと10人近くの男子が集団で群れているんですよ!!! 群れて待っているんです。 はい、 いいですか~~? 既に、もの凄い願望と、憧れが、脳みその中で渦巻いている状態の私です。 しかも、相手は理系のカラスの集団(黒い詰襟の制服です。) しかも、声かけてくれた男子を通り越しまして~~ その向こうにいた群れの中に~~ちょ~~~っと私のつてではしゃべれない貴重な子もいたりして~~~~ まあああああ~~~~ わたし~~~~ どうしましょう~~~~ と、舞い上がっていました。 「いいよ~」 と言って、軽やかに早足でその群れの中に近づいて、 私、 あほだから、 脳内変換だから、 その集団のど真ん中の真ん中に立って、 「はい、いいよ~。」 って、中腰になって(なんせ集団だったから)一緒に並びました。 ら。 写真撮ってくれる?と言った男子が、私の向こう側にカメラを手にしたまま、突っ立っています。 「・・・・ししぃーちゃん、何考えているの?」 は??? 「何一緒に写ろうとしているの?!写真を撮ってくれたらいいだけ!!」 と、大笑いされて、カメラを手渡されました。 その時、私は男子クラスのグループのど真ん中を陣取っていましたので、 一瞬で、笑いの渦の中に閉じ込められてしまったのです。 はい、私が阿呆でございました。 男子クラスに憧れられて、一緒にせめてお写真を・・なんていうランクの女子ではないことぐらい、分かっていたのに、分かっていたのに・・・とほほ。
その後もちろん、超恥ずかしかったけど、写真を「撮りました」。 勘弁して~~(って、誰に対して?自分に対して??)
ああいう、勘違いをする時点で、まず、「一緒にお願いします。」と言われる対象には、なれないんでしょうね~っと、今になると思います。
自分にとって有利な(?)勘違いは、危険なので、いつも言葉を反芻するようにしています。 が、時々、ポカミスしちゃうのよね~。 抜けているから??? とほほ。
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最終更新日
2009.03.31 16:16:01
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