テーマ:中学生のこどもたち(41)
カテゴリ:微妙~~~。
中3の息子。 先日の土日で、中体連を終えた。 中体連は終わった。 これで部活は終わると当初思っていたら、 8月上旬に、「3年生大会」があるそうです。 え? テニスってそうなんですか?
1学期末の三者面談で、息子の実力テストの結果を見て驚いた。 (息子の学校は、順位は付けていないので、全く学校内の位置が分かりません。 ただ、実力テストでは、10段階評価と分布図が渡されて、大体の位置は分かります。) と言っても、80人弱の学年です。 私の時なんて、225人ぐらいでした、一学年。 それ思えば、お前ちょろいんちゃうか?もっと死ぬ気出せよ。と思う。 (娘のことを思うと、本当に、お前泣くほどやってみろ!と吠えています。←「無理~」と思って妹の闘姿を見ていると今日言った・・・お前な~~~・・・とほほ)
実力テストでは、数学と理科と社会はかなり上位に食い込んでいた。 お前、あんだけ自信あるって言ったのに、90点か?っへ? と言った、理科はトップだったことが分布図で分かった。 (が、もう一度言いますが80人です、一学年。)
それに比べて・・・・・ 国語と英語が・・・・・
特に、国語なんて、私の遺伝子を感じた。(わたくし、何と!偏差値53ぐらいでした!!!!模試で50切ったこともございます!!おーほっほっほ!) 高校時代、国語の天才の同級生に(偏差値77超え) 「どうやったら、現代国語で点を取れるの!?」 と極意を聞いたことがある。 私、説明文は、何言ってんだか分からないんですが、分からないのに、点はとれました。 が!!!! 物語文はさっぱりだったんです! なんと申しますか、 完全に、作者の意図することに気持ちが添えず、 「解釈」が全く合わないんです。 これって苦悩でした。 私の気持ちと、登場人物の気持ちが、一致しないのです!!!!
と、天才一言あっさり。 「もしかして、ししぃーちゃんって・・・・ 物語の世界に入り込んでいない? 感情移入しすぎなんじゃないの? これは、ししぃーちゃんが書いた物語じゃなくて、 作者が書いた物語なんだよ。 作者が何を意図しようとしたかったのか、作者側に立って読まないといけないよ。 ししぃーちゃんは、自分の中に物語をひっぱっていない?」
・・・・・・・・・・。 目から鱗といいましょうか・・・・。 そんなこと考えたことなかったです。 物語は、物語の中に入り込んで、堪能するものかと思っていました。 国語の物語文を制覇する場合、 物語の世界の住人にはなってはいけないんです。 自分と切り離して、物語を読まないといけないんですね・・・。
そうか。。。。 説明文の時は、わけ分からなくて、必死に読んでいたから、 とても説明文に同化できない自分がいたから、 正解率が高かったのね・・・・・。 って・・・・・ それを知っても、もはや、なかなかテクが追い付かなかったわけですが・・・・。
もしや・・・・・ と思って、 「何が一番点取れない?」 と息子に聞いたら、 「国語の、文章読解」 と、返事が来た。 「自分の思っている答えと、全く解釈が違うんだけど・・・。」
おーまいがー!!! 息子よ、お前もか!????
主人に聞いたら、現国なんて、勉強しなくてもちょろかった。 と言われた。 この点に関して、完全に君の血をひいているんじゃないのか? =責任持って面倒見ること。 と言われた。
う~~~ん。
この前、書店に行ってみた。 自分の能力と、経験を持って、 あやつに一番合う問題集を探すことにした。 あやつは、こつこつ勉強しない妹とはま逆の男だ。 あれが、こつこつしたら、もっと成果は上がると思う。 少なくとも、国語の点と英語の点があと10点ずつでもあがったら、 いい感じになれるかも??という期待を持ちたくなる。 しかも、 あげる余地を残している。(と思いたい。)
しかし、一気に「冊子」として渡すと、泡吹いて、固まって、ガマの油状態になる息子を知っている。
で、 仕方ないから、 一枚ずつぺろり~んと、切り離して、一日一枚タイプの復習型ドリルを、購入した。 英語は中1レベルから、中3レベル、初級レベルから上級レベルと、それぞれ3段階あるのを「大人買い」してやった。 (さすがに息子の分まで問題作成したり、過去問題を調べる気にもなれない!!!) これをぺろり~んと、一枚ずつ渡して、させるのじゃ! しかも、私の厳しい採点をするのじゃ!(あいつは、間違っていても気が付かないし、採点が甘過ぎる!) 英語の長文読解も、(というか、英語に触れる時間があまりにも短いので)超簡単な5分読解のぺろりん~方式を探した。 国語も「長文読解」のみを扱った問題集を買ってみた。 ただし、大きな設問1問ずつ、毎日するんだぞ、と、「私の管理の下」することにした。 全部私と見ているだけでゲロりそうな様子だったので。
今日は、国語の長文読解で「混沌とした」ということばがでたのであるが、「混沌とした」という状態が、全く分からない、イメージできない息子。 「想像してご覧。」 と言ったら、 「ちょっとすっきりした感じ?」 というので、 「正反対なの!!!! 混沌としたっていうのはね~~~ はっきり言って、○○(息子)の机の引き出しの中や、机の上や、机の下や、机の周りの床の状態なんだよ~~~!!!!」 と、吠えてしまった。 ら。 もの凄く分かったらしい。
思えば、息子は、テニスや釣りや将棋の「ハウツー」ものを読む頻度が高くこの手の文学に最近触れていないことに気が付いた。 こーなったら、毎日少しずつ「長文読解」の問題に接して、問題の中に置いて、いろいろな文に触れて、いろいろな表現を覚えていくしかないのでは? と思った。 「もし、2学期に、何か国語で作文や書き物があったら、 今日の問題で覚えた、 ”混沌としたぼくの頭の中~”とか ”不可知なぼくの思考”とか ”名状しがたいこれらの出来事”とか 書いてみな!! 意味がおかしくても、先生びっくりするよ!!!がはははは!」 と、もうトチ狂った叱咤激励をしてしまった。
というか、 午前中と、お昼の後娘の勉強を見ていて、 その後、 息子の英語と国語と漢字書き取り(字が恐ろしく汚い)を見たら、 脳みそ爆発しそうになって来た。
「お母さん、これから毎日、この1枚(ぺろりんシート)をさせて」と今日は言った。 させて、というより、出来れば、するわ!と言ってほしいこちらの気持ち・・・。
部活を引退したら、もう少し、しっかり机に向かってほしい・・と思っていたのですが、何しろ8月上旬まではクラブらしいと知り(よそのクラブはやっぱりもう引退か?) かわいそうかもしれないけど、 引退前に、 「ししぃー虎の穴講座」を開講することになった。
しかし、自分のことぐらい自分で管理してくれよ~! である。 塾にも行っていないから、塾の代わりと思って、ここは耐えに耐え、忍びに忍び、やってみるか!?
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最終更新日
2009.07.20 23:28:37
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