テーマ:☆主婦の生活☆(1566)
カテゴリ:歯列矯正
顎が痛くなって、先月の末にかかりつけの歯科にてマウスピースを作って頂きました。
・・・・が! 上あごのマウスピースの歯並びは・・・・なっさけない限りです。 知っていますが、客観的にみると、なっさけないです。
実は、ここ2年歯医者での治療は、虫歯じゃなくて、実は知覚過敏だった・・・ とか、かみ合わせが問題だった・・・ などがありまして、 時折医師が「本当は矯正をする方がいいんですけどね~」と優しく軽く話しかけていたのを私は知っていた。 でも、40を超えて、今更・・・・ だった。
しかし、 9月に「NHKスタジオパーク」で、牧瀬理穂さんが顎関節症で2年間歯列矯正をしていてその間女優業を休業していた。というのを見たとき・・・・ 一瞬、自分?これ?と思った。
マウスピースでとりあえず、顎の痛みは治まった。 今はマウスピースはしていない。(寝るときだけつける) マウスピースは、初回の時外したとき、吹っ飛ぶほど歯が痛かった。 まるで矯正みたいだな・・と思った瞬間、 「私、矯正しようかしら?」 と思った。
先週、その後の顎の痛みの経過観察でマウスピース持参で歯科に行った時に、思い切って医師に尋ねてみた。 「私の歯並びって・・ちょっと情けないんですけど。。。あの・・・矯正って・・」 「矯正、した方がいいですよ。もし、ししぃーさんが、する気があって、時間と金銭に余裕があれば、是非!お薦めします。」 (ああ、こういう事って、患者の自己申告がないと前に話が行かないのかな?と初めて気が付きました。)
・・・という事で、 いきなり決心しました。
決心の一つに、7月から前歯6本部分矯正を娘がしていることもあります。 みるみる歯がきれいに並び始めたのです。 (娘の前歯は上前歯左右2番が45度内側にねじれて生えてきました。) 歯の矯正をしていると、もしかしていじめの対象にならないかな?とか、馬鹿にされたり、冷やかされたりしないかな?ひいては、娘自身が、こんな矯正器具(と言っても透明なブラケット)いやだって嫌いにならないかな?と不安でした。 でも、私自身、歯並びに劣等感があったので、矯正をしている娘が凄く羨ましくて、付けているブラケットそのものも、ブラケットの付いた娘の歯も、ブラケットをした歯でニッと笑う娘の顔も、可愛くて、愛おしくて、見るたび「かわいいね、可愛いね」と言ってしまいます。 そんな私に娘は「お母さんは、装置付けないの?」と、無垢に質問してくるのが、とっても痛い。 (矯正前の娘の歯並びよりも、私の歯並びの方ががったがただったりします。)
考えてみてください。 実は、私高校生の頃から矯正がしたかったんです。 でも、あの頃って矯正って一般的でなかったので、絶対に目立つと思って勇気が出せませんでした。 そのうち、大学進学、就職、恋愛期間(?)、ぷー太郎、就職、結婚、出産、育児・・・・・・としていて、矯正にあこがれながらも、結局踏み出せませんでした。 子供が小学校に入って時間ができたら…とか思いながらも、PTA活動で必ずしょっちゅう誰かに会うのに、どうしようかな?とか変な恥ずかしさもあったり、 今更、もう、30半ばで・・とほほ…諦めよう。とか・・・ とにかく、諦めようと思っていました。 しかし、その諦めた歯列矯正を部分矯正ながらも娘がしている・・・。 しかも私は毎晩仕上げ磨きをしてあげています。 毎晩私はきれいに並んで行く娘の歯を、目の当たりにしているんです。 諦めて我慢していたのもを、毎晩、毎晩、私は目にしているんです。 もう、欲望(?)と衝動と、忍耐が爆発して、「あああー!!!矯正したい!!!!」と我慢できなくなっていたのは、事実です。
更に、最近「おくりびと」の本を読んだ時に、自分の死に顔に自信が持てなくなった・・・。 息子にそれを言ったら、 「大丈夫、俺が、がんがんがん!って、お母さんの顔を直しておいてあげるから!!」 と、まるでピタゴラスイッチのダンダン体操?みたいに粘土でもこねる手ぶりでそういった。 「あのね、人って死ぬと、死後硬直ってあってね、うまく動かせないんじゃないのかな?」 「大丈夫、先生が理科の時に死後硬直しても、ガンガン!ってやったら筋肉動くって言っていた気がする!」 って、ガンガン!って、やってガンガンってもっと歪んで、次に戻そうとしたら、完全に硬直していたら、どないするの!?・・・と、リアルに情けない自分の死に顔を想像した・・・。 澄まして死にたい・・・・。(←あほ?)
実は、実家の親からも、娘が歯列矯正に経過観察で通い始めた6年前から(実は当初娘は受け口だったんです。なぜか永久歯が生えたら治っていました。)、 「ししぃーもついでに矯正したら?」 と言ってくれていました。 私が矯正したがっていたことをずっと知っていたからです。
しかし、矯正の値段って高いよね・・ それに30半ばでどうよ? (今考えたら、あの時していたら、今頃はもうとっくに保定期間も終わっているんですよね・・とほほ。) と、笑って諦めるふりをしていました。
しかし、 今回、顎が痛くなって、自分の歯が心配になって、一気に爆発した。 「あたし!矯正する!」
・・・ということで、娘がお世話になっている矯正専門へ、その日のうちに予約の電話を入れた。 「・・あ・・あ・・あの・・ そちらでお世話になっている娘の親ですが・・・ あの、、、わたくしが、矯正をしたいと思いまして・・・・」 ドキドキしながらも、テンションあげあげ・・・。
そして予約したのがこの日記の日付です。 あらゆる角度から口の中の歯の状態の写真を撮って頂き(超恥ずかしい!)、 そして、矯正相談を受けた。(3150円) 心は、もう決まっていた。 矯正します。 幸いなことに、娘が今お世話になっている分、上下ブラケットのいちばん低料金でして頂けるということです。(かなり助かりました!) (娘の矯正費用をみこしてオークションでちまちま貯蓄していました。結局その費用があまって自分の分の矯正に回せることになりました。)
矯正相談後、受付で「矯正致します!」宣言をして、次回の資料とり(レントゲンや、顔の骨の大きさや長さや歯の大きさなど色々な資料を作ります。)の予約をしました。 私は、顎の割に歯が大きいのか?顎の形が小さいかよく分かりませんが、歯が収まりませんので、多分上下2本ずつ計4本抜歯することになりそうです。 大人の矯正は、銀歯とかを抜歯することもあるそうです。(右上5番が実は銀歯・・。もしかしてこれ抜歯かな?) ずっとコンプレックスだったので、頑張って矯正をしたいと思います!
あと、もう一つの決心が、 去年の手術後の検査通院が、術後5年は続けることになっています。 あと、4年残っています。 あと4年、は~って、溜息まじりに通院して4年を終えるよりも、 矯正をしながら、矯正終了の自分を楽しみにして4年後を迎えたいと思いました。 (2年矯正、2年保定期間の予定です。)
ずっとしたかったことを、することにした自分。 久しぶりに、大きな扉を開けました。
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最終更新日
2009.10.11 23:29:17
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