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図書館で、漫画仕立ての(かなりほのぼの系の漫画)「奥の細道」(上下巻)を息子がよく借りてきます。 1年くらい前から、ちょこちょこリピーターです。 9月に学校で「奥の細道」をちょうど勉強して、その範囲の試験も終わったのですが、先週また借りていました。 「この俳句って凄いと思わない?凄くいいよね!」 と、学校の教科書では習ったことのない、(私には)お初の句を、息子が見せてきます。 息子、結構芭蕉先生好きみたい。
この前、中学校の中間テストの時に、「奥の細道」の冒頭部分を暗記するように先生から言われていたらしくて、頑張って暗記していました。 時々、チェック係を担当していたのですが、 笑えて来たのが、 芭蕉が、そろそろ旅に出たいとうずうずするあたりの描写が、普段の息子のようで・・・ 「そぞろ神の物につきて心をくるはせ、(そぞろ神が乗り移って私の心をそわそわさせ) 道祖神の招きにあひて、取るものもてにつかず、(道祖神が招いているようで、なにもてにつかなくなり)」 のあたりで、 「これって、●○(息子)そのものなんだけど・・・・」と私が言うと、 「そうそう!授業中に聞いていて、これめっちゃ俺っちゃうのか!?と思った」 と、どうやら常に、息子にはそぞろ神がとりつき、道祖神に招かれまくっているようです・・とほほ。
で、昨日、ちょっと、息子が借りている「まんが」の「奥の細道」の冒頭を見ていて(読んでいて)知ったことがあります。 (すでに知っている方には、ししぃーいまさら何を言う~?でしょうが・・・)
松尾芭蕉が、奥の細道への旅に出たのって、「46歳」の時なんですね! もの凄いびっくりしました。 頭の中では、髪の毛も髪もぬけぬけ状態で、薄くなっているお爺さんと思っていました。 ひょろひょろで、痩せている芭蕉先生を想像していただけに、 てっきり70代ぐらいかと思っていました。
お母さんびっくりしちゃったよー 松尾芭蕉って、46歳の時に奥の細道の旅に出たんだねー!
と、叫んでしまった。 ら。 「知らなかったの?」 と、(さすがに何度も漫画ながらも再読しているだけある息子)言われてしまった。
というか、 もの凄いお爺さんと思っていたのに、46歳だなんて、まだ壮年気だよね!?? 主人と同じ年じゃん! 「おれも、旅に出てもいい?」 と、主人がぼそっと冗談ながらも、半分羨望のまなざしだった・・・。
「もう死んじゃうんじゃないかってぐらいの年齢だと思っていたからびっくりしたよ!」 と言ったら、 息子から、 「おかあさん!昔は寿命が短かったんだよ!46歳だったら、お年寄りだったんだよ!」 と言われ。 46歳=お年寄り=42歳私、ややお年寄り?=42歳なのに、歯列矯正する予定の私ってお年寄り?いいのか、死にそうなのに歯列矯正しても? と、頭の中でぐるぐる言葉が回っていた。
私にとって、芭蕉先生が46歳だったということが、あまりに衝撃過ぎて、昨日から何度も「ああ、びっくりしたよ~」と同じネタを反芻している。 あんまりびっくりしているから、息子が、 「お母さんって、真実の年齢、いくつなの?」 と言われてしまった。 (息子には、幼稚園の時に3才若く年齢を教えておいた。なぜなら、家族の年をやたらべらべら言いそうだったので・・・あれから、実年齢をはっきり言ってはいないが、おそらく40代になったと思っていると思う。)
もし、私が芭蕉の生きた時代に、タイムトリップしたら、どんな扱いを受けるのでしょうか? 「ばばさま」?とか????
そういえば、昨日、「ZIN」ってドラマがありましたが、見ていませんが、江戸時代に現代の医師がタイムトリップするわけですが、設定年齢は何歳なんでしょうかね?
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最終更新日
2009.10.12 20:15:22
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