テーマ:☆主婦の生活☆(1566)
カテゴリ:ぼ~~っと。
今日は、朝8時半から子供会の廃品回収の応援メンバーでした。 実は、今日は中学校の公開授業参観でして、 廃品回収が終わってから、行って来ました。 で、その後は、11時半から娘の歯列矯正歯科で、 その帰りお腹をグーグー鳴らしながら、娘とイオンで食料品の買いだめをして来ました。 家に帰ったら1時半でした~。
で、中学校で拝見した授業は保健体育です。 (その時間しかなかったのよ!) 4グループぐらいにわかれて2クラス合同で走り幅跳びをしていました。 助走部分のみのタイム 助走なしの幅跳びの距離 助走付きの幅跳びの距離 を計測し合っていました。
息子の授業参観は娘を連れて行ったことはありません。 いつも実家に預けたり、なんとかしていました。 体育でしかも開放的な運動場だったこともあり、お天気だったこともあり、廃品回収で腰が疲れたこともあり(?) 「ま、大丈夫だろう~」 と、娘とお散歩がてら二人で歩いて行って来ました。 「わあ~中学校の運動場、広い~」 とのどかに喜ぶ娘。 中学生じゃあ、たんぽぽの綿毛も気にならないのでしょう。 ぽつんと運動場の片隅に白い綿毛がゆらり~ 娘喜んで吹いていました。 「あ、お兄ちゃんだ~。がんばれ~」(って、ただの体育ですが・・・) と、娘もお天気だったので楽しそうでした。
一方息子も楽しそうでした。 グループのみんなと計測し合って、 記録が伸びると、 「○○(息子の名前)、1cmも伸びたぞ~!」 と、声をかけてもらっていました。 客観的に見て、息子いろんな子から声をかけてもらっています。 ちゅーか、 客観的に見て、癒される存在かも? (去年の担任の先生が、「○○くんを見ているといつもにこにこしていて癒されます。」と言われた。) 私の中学時代と比べて、多くの子から声をかけられ、多くの子と笑顔で話し、本当、お前、性格はいいよな~。 志望校で性格で受かればいいのに。 と思えた。 あと、 凄く楽しそうだったから、ちょっとしゃくだった。(悪い意味じゃないです) 「どうせお母さんなんて、鬼だよね。 学校にずっといる方がうんと楽しんだろうね。」 よく分かるよ、その笑顔の意味が。
お天気の中で、娘が横に座って(コンクリーとで座れる段差があった)ぼけ~っと息子の体育を見ている。 息子以外の同級生は、成長の過程で、判別不能となりつつある。 遠くの面影や記憶をたどって、モンタージュ写真のように、「あれは・・あれは、誰だっけ?」といつも思う。 私は、多分あまり変わっていないから、いつまでたっても一発勝負で「○○の母さん」とばれているだろう。
そういえば、 息子が小学校1年生の時に、頭をかち割って縫うけがを負わせた2人がいる。 息子自体は中学校に入ってから、「あいつらもずいぶん変わって、結構仲良く普通にしていよ。」と言ったけど、 私は急に整形外科に呼び出されて、3歳の娘を引きずりまわして処置室に行って、頭の皮が瞼のように見開いて、泣くたび傷口から血が湧き出ていた息子を思い出すと、 怪我を負わせたあの二人をずっと許せなかった。 というか、 ずっと要注意人物にしか見えなかった。 小学校の授業参観でも、あまり好ましくない態度をみると、 やっぱりあいつらはそうなんだよ、と斜めにしかもう見れなかった。 「中学校に行ってから、クラブの先生が凄くて、変わったんだよ。」 と何度も息子がフォローしていたけど、 私には、スポーツ刈りにするとぱっくり傷の縫い目が白く太く浮いている禿を見るたびに、 この傷は一生消えない、と思うとどうしても赦せなかった。
でも、先日の文化祭でも思ったけど、 小学一年生だったあの子たちは、もう中学三年生になった。 あの頃のガキンチョの面影を少し残していること、ほとんど残していないこと2人がいる。 あの時、むかついた怒りを私に抑えつけさせたガキンチョはそこにはもういなかった。 中学三年生になったあの子たちを見ていると、あのガキンチョがダブらなくなった。 中学三年生のあの子たちを普通に見れるように、やっとなった。 あのガキンチョは、小学校の校舎の中のどこかに置いてきたんだ、別のガキンチョが、きっと私の憎しみを受けてさまよっているかもしれない。 中学校に入って中1ぐらいから、息子も対等に話ができる、と言っていた。 あの時のガキンチョはあまりにことを知らなさすぎたのかもしれない。 そのままだったら、赦せないけど、 もういいんじゃないか? こんな気持ちに縛られている自分の方が嫌じゃないか?と思った。
石川啄木の俳句で 「こずかたの お城の草に 寝ころびて 空に吸われし 十五の心」 という句が、ポーンと頭に浮かんだ。(習ったのは中学時代) 青い空と、子供たちの楽しそうな姿と、私の脇でニコニコ座っている娘がそばにあって、 「もういいんじゃないか?」 と、もう一人の自分が現れた気がする。 青空って、心を浄化するのかもしれない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009.11.07 17:23:46
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