テーマ:☆主婦の生活☆(1566)
カテゴリ:微妙~~~。
我が家には、灯油のタンクが3個あります。 真っ黒な60リットル入る大タンク。(これは実家の父親がが結婚したときに、持たせてくれた。実家にもともと60リットルタンクが2個ありました。) 真っ黒な20リットルタンク。(これまた実家の父親が余分にあるのでくれたもの。60リットルタンクに満タンに入れた灯油を、車から倉庫まで運ぶのに一苦労するので文句を言ったらくれた。←当時妊婦だったため) 青色の18リットルタンク。(ガソリンスタンドでタンク2個で買いたいときに、これと20リットルを持っていく。)
昔、灯油が安かった時に、よく、灯油売りにタンカーのミニタイプが町内を巡回しているときにまとめてすべてのタンクに灯油を満タンにして買っていました。(結構大口の客だったと思う) でも、ある年に、灯油がものすごく高くなって、一回購入するたびに、5000円札で足りたものが、一万円札を出すようになってから、巡回の灯油売りさんから灯油を買うことをやめた。(一度に出ていく現金の金額が、痛すぎて・・・)
で、それ以来、灯油は主人が休みの日にガソリンスタンドで買ってくれる。
今朝雪が降った。 学校に登校する前に、ファンヒーターから「給油」のメロディーがかかった。 怖すぎる・・・。 家に帰ってから、倉庫で給油をしたら、2リットル入ったぐらいで、タンクが空になった。 18リットルも20リットルも空だった。 気付かないふりして、今晩一晩耐え忍んで、明日主人に買いに行ってもらおうかな????????と思った。 もう今日は、暖房なしにして日中を過ごして、子供が帰宅してからファンヒーター付けることにするか?(エアコンはのどが痛くなるのでつけません) でも、すごく寒かったら、夜までもつか?(もう一台の小さめのファンヒーターのタンクも残りわずかだった…勘弁して!) (息子が塾に行く日なので、帰宅は10時45分ごろになるし、その時寒かったらいやだよね。) 炎の温かさって、たまらないよね。 明日って結構予定が詰まっていて、万が一買いそびれたら、恐ろしすぎる。 映画「八甲田山」の死の登山シーンが頭によぎる。 寒いのは嫌だ・・・。 一大決心で初めて自分でガソリンスタンドで灯油を買うことにした。 自分で買っている方もいるだろうし、それを思えば、甘えていられないわ!!!! と、小雪ちらつく中買いに行った。 車にどうやってタンク(18&20)を積むのかがよくわからなくて、後部座席の足元に置いた。
ガソリンスタンドに行くと「セルフ」になっていた。 苦手だわ・・・。 (ガソリンもセルフなんですが、へたくそなので主人が入れてくれる。すみません、出来の悪い主婦です) 初めての灯油で、初めてのセルフだった。 大丈夫・・・ 人生42年生きているんだから、 日本人なんだから、 日本語読めるんだから、 説明に沿って操作したら、「きっとできるはず」!!!と 落ち着いて操作することにした。(がらっがらで客もいなくて助かった!)
まず・・・・「支払い方法」を選択する。 →「現金」のところをタッチ・・っと。 次に「現金を入れてください」と表示。 え? 入れる間に現金入れるっていうことは、「おおよその金額を入れるっていうこと!?」 ここですでに、ちょっとパニックに・・・ えええええ。(そろばんを習っていないので、紙とペンで筆算したくなる・・・・) とりあえず、まず、18リットル買うことにして・・・・ リッター66円だったから、66×18=・・・は、安産では無理だから・・・ 70×20=1400円あれば足りるだろう!!!!と2000円(1000円札二枚入れることにした) (ばからしくなった方、これ以上、ブログお読みにならないほうが無難かも・・・・あくまで個人の日々の記録です・・) お札を二枚重ねて自動支払い口に入れようとしたら・・・ 「二枚重ねて入れないでください」 と書いてあったので、 おーっとっとっとっと!!! と、焦って一枚ずつ入れて「注意おっけい!」と自分で確認作業・・・(^^;) 一枚目入れて、二枚目入れて(スピード的に、駅で乗車券を買う時の自動販売機と同じスピードでお札を入れました。) ・・・・・ が、ここで非常事態が発生。 お札が・・・・ お札が…( ̄□ ̄;) 二枚目のお札が完全に入りきらなくて、3分の1入ったところで止まって、 お札投入口で、「あっかんべー」の状態で宙ぶらりんになっていた。 しかも、 「給油量を押してください」 となったんですが、 この「あっかんべー」のお札が入っていないとお金足りないし、 あっかんべーのお札は、どーなるの!???
と思って、焦って、思わず「中止」ボタンを押した。 ら、次は、1000円返金、と書かれたレシートが出てきて、 「自動返金機でお金を受け取ってください。」 と表示が出た。 ・・・・って、自動返金機ってどこよ!??? セルフの給油の機械のそばに見当たらないんですけど~~~!!! しかも、返金額は「1000円」で、もう1000円は「あっかんべー」状態でびくともしない。 今ここを離れて、だれかお客さんが来て、匠の技でこの1000円を持っていかれたら、困るんですけど!! (独身時代、おつりをもらい損ねて自動入場券売り場で1万円で水族館に入った女です…痛い記憶) 「1000円返金レシート」を左手に、そして、万が一喪失したらえらいこっちゃの「あっかんベー1000円」を右手でつまんで(つまんでもあっかんベーの状態・・・)じーっと固まっていた。 う…動けない・・・。 何があるか分からないから・・・。 こういうとき、どうしたらいいの??? 小雪ちらつく中、じっと佇むわれ一人・・・。 セルフって、、、さみしい・・・・・・・。(朝9時前)
私、どうするのかな?う~ん。 完全に敗北感に打ちひしがれて、いたら、 ガソリンスタンドの中から、赤1色のおにいさんがダッシュで来てくれた(らしい)。 レシートとあっかんベーお札をつまんでいる私の横で声がした。 「ご一緒にさせていただきましょうか?」(ヘルプ) もう天使に見えましたよ~~~。 情けない顔で、自分の現状を訴える。
まず、お札は、ゆっくり1枚ずつ入れないと誤作動が生じるそうです。 お札が入るたびにセンサーの光がつくので、センサーを確認して次を入れるそうです。
それと、自動返金機は、セルフのガソリン給油機のほうにあるそうです。
「今、すいていますので、ご一緒に入れてみましょう」 と、タンクの入れ方まで教わりました。 「女性の方は、よくこぼされるので、ご遠慮なく、お呼びください。」 と、言われ、ほっとした時に、目の前に「店員呼び出し」(困った時にはお呼びくださいボタン)が、目の前にあることに気がついた。(=馬鹿?やっぱり馬鹿?息子のこともう言えない?) 自分でガソリンを給油したことがないので、タンクに最後に微妙に追加で「どっど!」と入れる技を体験しながらも、 馬鹿みたいに、「おお!」「びっくりした!」と3回も言ってしまった。 絶対馬鹿だ。完全に馬鹿だ。 自分、社会的に役に立たない人間かも・・・。 へこむ。
家に帰ってから、主人に「決死の覚悟で灯油を買ってきました。」とメールをした。 ら、 60リットルタンクにまだ入っていたはずだよ。 と返事が来た。 意味あったのか?今日の灯油の買い物は? この一歩は、恥をかくのみの一歩であったが、 私にとっては、大きな一歩であった。 何事も経験が大事である。
娘にももっと日常的な経験の経験値をたくさんあげておかねばな・・・と、 新たに思った。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010.02.05 12:24:38
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