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2010.08.03
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「犯罪報道の犯罪」(浅野健一著)って本があるんですけど、昨今の報道を見ていると、

この標題が頭にちらつく。

 

子供を初めて産んだとき、息子が生まれたときは、

朝の6時半過ぎだった。

最初に思ったのは、

「人間産んじゃった!」

だった。

私が、新しい人間をこの世に出しちゃった!である。

いまどきの風潮?に合わないかもしれないけど、

あの瞬間、

私が主役の人生は終わったな。

と思った。

私は、これからわき役に回って、この人間をまっとうに育てなければならない、と思った。

陣痛は本当に痛くて苦しくて、

こんなに苦しい思いして出産するんだから、

専業主婦でもごめんして!

とも思いました。(働いている世の中のお母様方ごめんなさい。)

 

子供を育ててながら(今も育てていますが)

ずっと変わらず心の中に一本「注意すべし」と立てている理念があって、

それは、

犯罪者を作らないこと、だった。

社会的に迷惑をかけないような人間を育てなくては、だった。

 

子育てをしていると、自分の両親が、どんなふうに自分を育ててくれたのだろうか?と思いをはせたり、

ああ、そういえばこんなことをしてもらったり、こんなことを言われたり、こんな躾をうけていたな・・・と、

その年齢折々に両親のその頃を想う。

 

ああ、いやだ!

と思うこともある。

 

でも、私は、幸いに、両親と同じ市内に住んでいる。

 

両親は、転勤族で当地に来たので、全く親戚もいなくて、

頼れる?のは、同社宅ないの人だけだったと思う。

 

下の子が生まれて、在宅児が二人のころは、私もヘロヘロだった。

片方が病気になれば、病院に行かねばならない。

元気な方を背負って連れて行けば、次は元気だったほうが病院で病気をもらって帰ってくる。

自分自身の美容院なんて、主人が休みの日に狙い撃ちで行くしかなかった。

「もっと頼って頂戴、いつでも行ってあげられるんだから。」

と、実家の母は言ってくれた。

確かに頼ったけど、

母の子育てを考えると、おんぶにだっこで必死に私と兄を育てくれたことを思うと、私もそれなりに自力でできるだけ頑張ろうって思った。(しかし、やっぱり在宅児二人の時は助けを求めました・・・。)

自動車も運転できない横浜の高島屋大好きだったお嬢さんが、こんな片田舎で、しかも、山の上の社宅で、よく子育てしていたと思う。

社宅だったから、兄が粗相をしたら陰口もたたかれたらしい。

ふさぎこんでいた時期もあったらしいけど、私には感じられなかった。

小学4年生ぐらいの時に、社宅から出て、一戸建てに引っ越された人のお宅に母と遊びに行ったときに、

「あのころと比べて元気になって良かったわ。」

と、母を見てそこのおばさんが言ったのを聞いたとき、

え?

お母さんって、元気じゃないことがあったの?と、ある意味ショックだった。

 

子育てをしながら、自分の時はこうだったな、こんなことをしてもらったな、

ああ大変だったんだな・・・・と、自分に母を重ねて考える。

その時代を生きている真っ最中のころは何も考えなかった。

たとえば、

今は、高校生の息子を育てながら、あのころの母を想う。

 

母と言う存在が私の中で支柱になっている。

あそこまではできない、ぐうたらな私だけど、

立派なモデリングとして存在する。

 

たとえば、自分の中で、お手本的な存在がなかったら、どうなのだろう?

ここぞという乗り越えねばならない時に、

やーめた、

となるか、

私も頑張ってみよう、

と、なるか。

自分に注いでもらったもの(愛情)の記憶がなければ、あるいは希薄すぎたら、

自分が注ぐべき対象に「注ぐ」ということを知らない、気づかない、わからない、のではないだろうか?

 

去年だったか、子供の5年生の理科の授業で、生命の単元があった。

植物が種子を作ること、

メダカが卵を産むこと、

ヒトが子供を産むこと、

それは、自分たちの子孫を残すこと、命をつなげていくことである。

これが、あの単元のもう一つの大切なメッセージなんだと、子供の勉強を見ながら思った。

 

ごめんなさい、こんな言葉、いつも頭に浮かびます。

 

ネグレストはネグレストを産む。

 

だから、気をつけているんです、私も。

駄目駄目ですけどね。

 

 

 






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最終更新日  2010.08.03 13:43:20


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