一枚のしおり

連日３０度を超える暑い日が続いていますが、皆様お元気でしょうか？
日記もすっかりご無沙汰してしまいました。
暑さのせいばかりではありませんが、やはり集中力を保つのは難しい季節ではありますね。
（苦笑）

お盆ということで、お墓参りに行って来ました。
我が家のお墓は、さいたま市内からちょっと離れた田舎っぽい所にあります。
ここのご住職様が、なかなか良いお人柄の方なんです。
「暑いですね～」というご挨拶から、ちょっと面白いお話へ。
お参りに来られて、お好きだったドリンク類をお供えして帰られる方がいらっしゃいますが、結構大変なんですよとのこと。
炭酸飲料のオロナミン○などを片付けようと、ちょっと触った途端、この暑さで爆発するのは当たり前。
缶ビールなんかだと、体中がアルコールまみれになってしまうし・・・(>_<)

こんな田舎でもホームレスの人が何人かいて、それなりに縄張りみたいなものがあるらしいんですね。
それを無視して新人？が入り込むと、いきなりポカッと叩かれても、それはそれで納得するようです。
ある日、お墓にお供えされてたワンカップの日本酒が、この暑さで丁度良い熱燗になったのを頂いたらしいある人が、お寺の水場で気持ち良さそうに水浴びして真っ裸でいたそうです。
それを発見したご住職さんが注意されたところ、自分の縄張りを荒らす仲間だと思ったらしく、ムッとしていたそうです。
法衣や作業衣を着ていれば住職だと一目瞭然だったのでしょうが、この暑さで普段着でしたからね～・・・（笑）
どこから見ても、ホームレスとは見間違えるはずのない人格者なんですが、おっとり笑いながらこんなお話をしてくださいました。
「お供え物は持ち帰る」のが暗黙のルールになってる時代ですが、こんな風に笑ってお話される余裕があるって、ちょっと素敵です。