カテゴリ:日記
樹齢10000年を超えるという紅枝垂桜。 日本三大桜とも言われ、全国各地から大勢の方が見に来られます。 『スーパースター』なのだから当然と言えば当然ですが、さすがに美しかったですよ~ 少し前に、母が亡くなりました。 急なことではなく、かなり前から覚悟はしていましたが、やっぱり寂しいものです。 長年忙しい家業に骨身を削り、遊ぶことには縁のない一生だったかもしれません。 それでもちょっとした時間をやりくりしては、大事にしていた山野草の世話をしたり、本好きでよく読書をしていたものです。 「中越地震後は、心身ともに弱ってきて・・・あの地震さえなかったらなぁ~」 父の言葉のように、ここ数年は日に日に気力体力が衰え続けていました。 私たち3人の子供がそれぞれ独立しているので、家事一切・介護もまるごと父一人が頑張ってくれました。 亡くなるまでの2ヶ月間だけ入院しましたが、看護士さんたちから、 「これぞ夫婦の鏡。夫からこんなに尽くしてもらえる人は初めて見ましたよ。幸せでしたね」 と、言われました。 ご近所の方たちも、口々に同じようなことを言われます。 「これからは、母の分まで父を大事にしていかねば!」 我々3人の兄弟はそう心に決めています。 まだ独身で東京で一人暮らしをしていた頃、困ったことや悲しかったことがあると、電話をしたわけじゃないのに、不思議と母からの手紙が届きました。 テレパシーってあるんだ! そう思ったものです。 千年長生きしてというわけにはいきませんが、家族の胸の中に、いつまでも生き続けてくれると思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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