カテゴリ:本
<舞台は、かつて炭鉱で栄えた北海道のある街。4人の小学4年生が惑星探査機ボイジャーを見るために、ある丘へ出かけるところから物語は幕を開ける。4人の名前は、俊介と敏彦と雄司と美智子。
それから時は流れ、彼らは大人になり、それぞれの生活を送っている。あることをきっかけにふるさとを離れた俊介は、40歳を目前に控えたある日、自分が末期ガンであることを知り、ふるさとへ帰ることを決意する。そこで4人は再会することになるのだが――。> かつての炭鉱事故にまつわる悲劇やら、妻の不倫相手による幼い娘の殺害やら、これでもかというほどの哀しい話が出てきます。 中でも40歳を前に死んでいかねばならないシュンの辛さは、読んでいてもしんどかった。 正直上下巻というのは長すぎるなぁと思いましたが、重いテーマである「許し」を書き込むには、このくらいの量が必要なのかもしれませんね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
July 18, 2008 03:17:31 PM
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