カテゴリ:映画
<ダブリンの街角で毎日のようにギターをかき鳴らす男(グレン・ハンサードは、ある日、チェコ移民の女(マルケタ・イルグロヴァ)と出会う。ひょんなことから彼女にピアノの才能があることを知った男は、自分が書いた曲を彼女と一緒に演奏してみることに。すると、そのセッションは想像以上の素晴らしいものとなり…>
素朴で優しい映画です。 プロを夢見るストリートミュージシャンの彼と、花売りをしたり家政婦の仕事をしたりしながら小さい娘を育てているチェコ移民の彼女。 ちょっとしたシーンなのですが、父親の修理業を手伝う彼に、故障を直してもらいたくて、掃除機をガラガラ引いて歩く彼女の姿、ユーモラスで可愛いかった。 音楽を通じて惹かれあう二人。 でもお互いを尊重しあって、がむしゃらに近づきすぎたりはしない。 率直で力強い彼のギターと歌声、繊細で優しい彼女のピアノと歌声が、良いハーモニーとなって、聞く者の心に響きます。 爽やかな終わり方も、好感が持てました。 どうやらこの映画は、すごく低予算で作られたようなのですが、どうしてどうして上質な作品に仕上がっていると思います。 お金をかければ良いってもんではないですね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
July 26, 2008 05:38:04 PM
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