カテゴリ:本
<一連の不祥事は氷山の一角か? 法曹関係者が長年温めてきた事実を覆面で世に問う文芸ミステリー。閉鎖社会の軋轢の中で、感じやすい魂がたどる女性関係とその結末とは…。>
自分が担当していた女性被告人に刺殺される裁判官有泉靖人58歳。 それだけでもセンセーショナルなわけだけど、全篇彼が宛てたたくさんの手紙(全員女性しかも複数の)で構成されています。 確かに幸福な生い立ちではなかったけれど、彼に共感することはちょっと・・・ もちろん裁判官だからといって、聖人君子であれとは思わないんですけどね。 「暗闇のヒミコと」「死亡推定時刻」でも、裁判官・弁護士の闇の部分が描かれていましたが、この本でもうんざりするような真実?が。 裁判というものに関わらずにいたいものだと、つくづく思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
August 5, 2008 06:47:15 PM
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