カテゴリ:映画
<失業中の夫と15歳の娘パウラを一人で養う、明るくたくましい女性、ライムンダ。ある日、夫がパウラに手を出そうとして逆に刺し殺されてしまう。慌てたライムンダは事件の隠蔽に奔走する。一方、故郷ラ・マンチャでは急死した伯母の葬儀が行われ、参列したライムンダの姉ソーレは、母イレネの幽霊が出たという奇妙な噂を耳にする。>
凄く大好きな映画です。 自分自身が忌まわしい記憶を抱えながらも、それを乗り越えてたくましく生きる女性を、ペネロペ・クルスが美しく凛々しく演じています。 亡き夫の隠蔽工作は、現実にはどんなものかとは思いますが、心情的には応援せずにはおられません。 この映画に出てくる女性たちは、全員恵まれた生活をしてはいませんが、それぞれが精一杯自分の人生を生き抜いています。 かなり重たい内容なのに、スペインの色鮮やかな色彩と、ユーモラスでさえある生命力を存分に感じさせて、見ているうちに勇気さえもらえるようでした。 途中、ライムンダが歌うタンゴの名曲「ボルベール」の素晴らしいことといったら。。。 この曲の部分だけでも、何回も観てしまいました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[映画] カテゴリの最新記事
|
|