カテゴリ:日記
何ヶ月も前から、例会のたびに「どこへ行こう?」と話題に上りながら、「旅行会社のツアーじゃなく、近場でローカル線利用の旅にしよう」というのは、今の時代結構厳しいかも? 新幹線もタクシーもなるべく使わず、安上がりに! なんて難しいことこの上なし! でも、とりあえず「この宿を!」という提案の、群馬県法師温泉「長寿館」を予約し、その行き帰りの合間の時間を有効利用するには? 暑い夏のことではあるし、美術館などの天候に左右されない所が良かろうということで、まず高崎にある「山田かまち美術館」へ、市内循環ぐるりんバスで。 このバス、観光地じゃないからか一時間に一本しかなく、でも市役所にも病院にも入り口のすぐそばまで来てくれて、市民にとっては欠かせない足なのでしょうね。 17歳でエレキギターの感電により早世した「山田かまち」展は、幼少の頃から才能に満ち満ちていた彼のキラキラした絵や詩を、存分に見せてくれます。 まさか自分の人生の短さを知っていたわけじゃないでしょうにね。 時間も限られているので、駅前まで戻って昼食。 図書館で調べた「高崎といったらパスタ!?」という情報により、○○ホテルのお店でスパゲティをそれぞれ注文。 お薦めパスタ2種類ともなかなか美味で量たっぷり、しかも格安! それだけでもお腹いっぱいでしたが、別腹のケーキセットまでみんなで食べちゃいました! (●^o^●) それからローカル線で沼田まで。 猿ヶ京までのバスまで約1時間あるというので、城址公園までぶらぶら歩くことに。 坂道をだらだら行くと、途中屋根付の階段があり、ちょっと不思議な空間。 その先の坂道の両脇には、人家が並んでいますが、住む人はなさそう。 「こんな急坂の家では、足が衰えたら、住むのは難しそうだよね~」 なんて感想を言いながら、良い汗かいちゃいました。 沼田城址公園まで無事行って帰って、バスで猿ヶ京、そこからまたバスに乗り継ぎ、日本の秘湯法師温泉へ。 明治8年創業という佇まいをそのまま残した「長寿館」 その後建て増しやら、手入れなどはしたものの、古き良き雰囲気はそのままに残して、なんとも懐かしい! お部屋へ案内していただくと、テラスの外には一本の大木がドーンと聳え立ちます。 モミの木だと伺いましたが、ほんとに大きくて建物の一部のようでもありました。 私たちが宿泊したお部屋もゆったりとした作りながら、トイレは部屋の外で共同。 もちろん今時の綺麗な水洗トイレでしたけどね。 お風呂は3つあって、それぞれ時間制で男性女性が利用できます。 夕方からの小雨で「玉城乃湯」の露天風呂へは、備え付けの山笠やら番傘さやらをお借りして、楽しかったです。 もうずいぶん前になりますが、JRの「フルムーン旅行」のポスターで一世を風靡した「法師乃湯」は混浴。もちろん時間によって、男女別々に利用できますが。 もう一つ女性専用「長寿乃湯」は、『眠る男』小栗康平監督作品に登場しますが、どちらの湯も無色透明、足元は自然石が敷き詰められていて温めでいつまでも入っていられる温泉でした。 夕食も朝食も、宴会場?の一室で、我々8人ゆったりと、主に山の幸を中心に美味しかったですよ。 翌日は雨も上がり、朝風呂の後みんなで「逢初の滝」までぶらぶら散歩しました。 長寿館の周りには「長寿の泉」やら、季節のお花やらが植えられています。 帰ってきてから、ちょっとした騒動がありました。 というのも、自然あふれる場所だけに、歓迎すべきでない生き物もいるのです。 「ヒル」ってご存知ですか? 「スタンド・バイ・ミー」で観たことあるかな? あの生き物がいるのですよ! 我々8人のうち、なんと4人の足に。。。 不思議なことに白っぽいパンツ(ズボン)着用者ばかりが被害に遭ったのは偶然かしら? 別に痛くも痒くもなかったようですが、ちょっとしたハプニングでした。 帰り道では、世界遺産の候補になっている「富岡製糸場」を見学して、楽しい旅を満喫できました。 私がUPしたページへは、こちらからどうぞご覧ください。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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