カテゴリ:日記
9月14日(火)~9月26日(日)10:00~17:00(9月20日(祝)は休館日)
Jr北浦和駅東口交番隣の「レッズスクエアギャラリー」にて、松本忠さんの個展「日本の鉄道叙情」が開催されます。 『鈍行列車の旅はとても魅力に溢れたものです。土地から土地への旅の過程をじっくりと見て感じることができ、自然美や町の風情といった車窓風景はもちろん、一つ駅に停まる毎に人々が乗り降りし、交わされる言葉が移ろいでゆく様子をも感じることが出来ます。 私たちの生活サイクルは、交通手段、通信手段の高速化、多様化により日に日にスピードを増すようになり、そのような環境の変化の中、ある離れた土地へ出かけようとする場合、その遠い距離に応じただけの時間をかけて旅をすることは、むしろ贅沢なこととなってしまったように感じます。しかし、そうした時代だからこそ、なおさらゆっくりとした時間の中に体と心を浸すことが大切になってくるのではないかと思うのです。速度の遅い旅の中で、本来自然の一粒である人間が、少しだけ自然がもつ本来のリズムに近づくことで、自分の中にあるやわらかい部分をもう一度元気にすることができるのではないかと思うのです。 人の歩く速さも 風の流れも 波のリズムも 昔から変わらない。 本当の時間って いったい どんなだろう……。 そんなことをつれづれに思いつつ、列車に揺られては、その沿線や旅先で出会った素朴で何気ない横顔を描いてきました。そのうちのほんの数点ではございますが、この度ホームページに掲載させて頂きましたので、ご覧頂けましたら幸いに存じます。』 これは、松本さんのHP「もうひとつの時刻表」冒頭のメッセージです。 日本の美しい自然と、人の日々の営みを、優しい視線で描いていらっしゃいます。 ルポライターであり詩人でもある奥様「浅田志津子」さんの繊細な詩とのコラボレーションも、癒しそのものだと思います。 是非、一度足をお運びくださいませ。お薦めです! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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