050507 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

一夜干美人の部屋

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

2007年06月23日
XML
カテゴリ:カテゴリ未分類
義母は時々若い頃の記憶がでてくる。
最近よくでてくるのは若い頃奉公していたお屋敷のご主人様の名前。
「xxの旦那様はどうなさってる?」と。
社長は「何十年と一緒に暮らしているがお袋が奉公していた旦那様の名前を初めて聞いた!」と感激していた。
ただxxの旦那様がでる都度「ここは佐渡だよ」と懇切丁寧に教えるのだが
「へ~佐渡?私、佐渡におるの?ここはどこ?…」

まるで漫才でも聞いているような会話が飛び交う。
いつぞやは義母の食事の片づけをしている私に
「ま~奥様にそんなことをさせて申し訳アリマセン…」などと言われて、
(嫁の私も奥様に昇格したか…)と可笑しかった。
またある時は入浴中の社長のことを
「ま~旦那様、元気がええノウ。85は過ぎとるのに…」と
私は「そうだねえ…」相槌をうつ。
お風呂から出た社長を見て
「マア~この人は旦那様と違う。家のお父さんだが…」と気づく。

万事がこのような具合である。
義母の言うことを否定しないで、気づくのを待つ。
義母の気に入らないことをしたら、
「マア~申し訳ありませんでした」とすぐに言う。
ともかく(ありがたい、ありがとう)の天国言葉?を使う。
それが認知症の義母と上手く付き合う極意かな?と思う今日この頃であります。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2007年06月23日 17時06分08秒
コメント(4) | コメントを書く



© Rakuten Group, Inc.
X