*健康箱*　 ～Natural Life ～

うちには娘が二人いますが、長女が元ぜんそく（正式に診断を受けたことはないので、喘息風。と言うのかな）、次女が現在もアトピーです。

主人も私も、喘息とアトピーを両方経験しており、親戚を見渡してみてもアレルギーが多いので、娘たちの体質を心配していました。

そして生まれた次女が重度のアトピーでした。

生後２ヶ月の後半に、あまりにひどい乳児湿疹を専門の先生に診ていただいた方が良いということで、小児科から皮膚科を紹介されました。

その時には体の方にも湿疹が出ていたので薄々気づいてはいたものの、
思いがけない「重度」の診断に驚き、ショックを受けました。

病院の駐車場、車の中で声をあげて泣きました。

妊娠中から生活には気をつけていたものの、もっとできることがあったんじゃないかとすごく自分を責めました。
こんなに小さな体で苦労することなんてないのに！
と思うとかわいそうでしょうがなかった。

でも、残念ながらどんなに気をつけていても生まれながらの体質というのはあるそうで、それならばドシッと構えて必ず治してあげようと心を決めました。

まず始めたことは、母乳でしたので私の食事を自然食やマクロビオテックで徹底することでした。

　　　　　　

フリーページにも書きましたが、以前にも主人がこの食事療法などでアトピーを治したので、娘にも徹底してやってみることにしました。
ちなみに主人は症状が出なくなって数ヶ月たちますが、仕事が忙しく不規則な生活でも、お酒の席が続いても、何を食べても今のところアトピーの症状は出ていません。

食事や生活雑貨を変える、というのは農薬や化学調味料、合成洗剤などの化学的なものを避けるということで、これだけでアトピーや花粉症などのアレルギーは必ず改善されると私は考えています。

そして、ステロイドを使わずに治療してくださる皮膚科を探しました。
最初の病院では「ここまで酷いとステロイドでしか治せない」と言われ
一時的だけなら、と思いほんの数日使用していましたが、アトピーの診断をされた以上、長期的に使うことは避けたかったので、ステロイドをやめました。

現在、アトピーを「治す」薬はなく、症状を抑える治療が一般的です。
体の中から悪いものが出てきているのに蓋をしてしまうことは、何の解決にもならないのです。
しかし、皮膚科でステロイドを使いたくないと言うと大体怒られます。（＾＾；）
それは精神衛生上良くないので、ステロイドやプロトピックなどを使わない医師に診ていただくことにしました。

といっても、病院よりも家庭での過ごし方が大切なんだと思います。

数日間使用しただけのステロイドですが、止めた途端に湿疹が噴き出しました。
顔と頭は浸出液が流れ続けている状態で、剥けている皮膚に触れてしまうため上手に抱っこすることができず、生まれたばかりの赤ちゃんなのに頬をなでてあげることもできませんでした。
眠ったあとは耳に流れた浸出液が固まって型がとれそうでした。
掻いているのに気づかないと一瞬で血まみれになってしまい、ショックでした。

赤く剥けた皮膚と浸出液で、まさにぐちゃぐちゃという感じで、外出すると娘を見た人がびっくりして息を飲むとか、会話が止まってしまうとか。。。
そのようなことがしょっちゅうで、しょうがないとは思っていても傷つきました。

剥けた皮膚がこすれるとさらに悪化してしまうので、顔中包帯を巻いていました。
これが結構効果があって、抱っこもしてあげれるし浸出液もおさまってくるし良かったです。
　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　


そして、食事療法も確実に効果が出ていて、現在生後６ヶ月。
「重度のアトピー」と診断されてから３ヶ月半がたちました。
体と頭の湿疹はほとんど無くなり、つるつるの赤ちゃん肌に。
顔は両頬の下の方に少し湿疹が残っていて頬はカサっとしています。
でも外出していて、湿疹について声を掛けられることは全く無くなりました。

まだまだ痒みはあるので、今も継続してがんばっています。
いつかこのブログで完治の報告ができたらいいなと夢見ています。

こちらを読んでくださった方ご本人、または皆様の大切な方がアトピーやアレルギーの苦しみから一日も早く解放されますように。