|
カテゴリ:エレクトーン
グレードの結果が届いて、初めてのレッスン。 師匠に結果報告しなきゃいけない日。 足におもりでも着いているかの如く、足取り重く家を出た。 自転車で出かけた。 が、いきなり冷たい雨が玉の様に降り殴り、重い気持ちに益々追い討ちをかけてきた。・・・正に踏んだり蹴ったりとは、この事だ(><; 今回のグレードは、今までで一番自分らしく演奏できた。と思う。 が、即興bでモチーフの譜割りミスという絶対にしてはならない、致命的なミスをしてしまった。 ・・・途中で気付けば、何とかなった。しかし最後まで気付かず・・・ このマイナス1点が命取りとなり、小さい封筒が届く事となった。 74点。あと1点足りない。 講評でも、このミスさえなければね~と構成や曲想は評価して貰えた。 それだけに、悔やんでも悔やみきれない。 旅に出る前日に届いた、小さい封筒。 あまりの悔しさに、悔し涙が止まらなかった。 もうこの2台のエレクトーンを売り払ってしまいたい。とまで思った。 でも翌日からの旅が、あまりにも楽しくて、嬉しくて、元気を一杯貰ったお陰で前向きになれた。 なのに・・・ 今日、師匠の顔をみて申し訳ない気持ちで一杯になり。 自分の不甲斐なさ、無力さが再び込み上げてきた。 自分が本当にやりたい事。 今の気持ちをすべて打ち明けた。 すると師匠は・・・ 「もっと気楽になった方がいい。やりたい事があるなら、即興と平行してやっていけばいいじゃないですか。グレードはオリンピックと同じで何が起こるか解らない。5級レベルには達しているから・・」と言ってくださった。 今まで自分の中で、この壁を乗越えないと前に進めない。 と勝手に決め付けていた。 だから、この言葉を聞いてすごく気持ちが楽になったと同時に、自粛していたやりたい事を再開しようという意欲も出てきた。 そして、何より自信を貰った。 ここ1年半くらいは、グレードモード一色だった。 だから、自分の中でも、もういい加減うんざり状態だった。 最後に師匠は・・・ 「やりたい事を我慢してる事自体、ストレスになり、それが合格しなければいけない!というプレッシャーになっているのでは?」と・・・ 確かにその通りだ。 師匠とは普段のレッスン中、時間がもったいないので殆ど会話はしない。 でも今日は、初めて色々お話が出来た。 お世話になってまだ1年ちょっとしか経ってないのに、私の本質までも理解して下さっていて、なんか嬉しかった。 またしても師匠の偉大さを感じた、今日の出来事だった。 今日は、がっかりさせてしまったけれど、今度こそ喜んで貰いたい。 その為にも、再び頑張ろう! こんな中途半端な所で立ち止まっている場合じゃないから! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|