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カテゴリ:ひとりごと・・
9月に入り、いきなりの秋の訪れに戸惑いながらも 「秋」の心地よさを、爽やかな風・虫の声から感じるこの頃。 ・・今日は少々暑いですが・・ 四季の趣を情感豊かに綴られた「枕草子」第一段 私が、最も好きなのは「秋」 秋は夕暮。 夕日のさして山の端いと近ふなりたるに、烏の寝どころへ行くとて 三つ四つ、二つ三つなど飛びいそぐさへあはれなり。 まいて雁などのつらねたるが、いと小さく見ゆるはいとおかし。 日入りはてて、風の音、虫の音など、はたいふべきにあらず。 ・・何とも言えない秋の夕暮れを、しみじみと描写されている。 切ない様な、そして懐かしい様な、この情緒がたまらない。 学生時代、無機質に覚えさせられた枕草子。 人生の折り返し地点に達した今、何か心に響くモノがある。 古典を学ぶ・・ 一定の歳月を歩まないと、理解しがたい感性・風情・味わいがあるのではないか? と、ふと思った。 ・・1号、来年から始まる古典の授業、大丈夫か? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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