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右脳教育×モンテッソーリ幼稚園

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2005.11.23
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カテゴリ:育児以外のこと
私の行ってた高校は、普通高校じゃなくて、ちょっと特殊なとこでした。
専修学校に属するところ。
それで、美術史という授業があって、実際に芸術活動もされている方が先生だったんですね。

その先生の授業がぶっ飛んでいて、とても面白くて大好きだったんですが、
その中で特に印象に残ってるのが、アダムとイブのお話でした。

私は幼稚園がカトリックで、そこで叩き込まれたせいか、
「ヒトは生まれながらに罪を背負ってる」みたいな思想がこびりついてたんですね。
アダムとイブのお話を聞いても、「アダムとイブが禁断の木の実を食べなけりゃ良かったのに」
「神様の言うことを聞かなきゃダメじゃない」と思ってました。

それが、美術史の授業で先生が言ったのは、全然違うんですよ。

「アダムとイブは楽園にいたって言うけど、楽園は退屈だったでしょうね。
楽園なんて聞くと、いいなぁって思うかもしれないけど、楽園なんてつまんないよ。
何にも変化がないんだから。
だから禁断の木の実を食べたんだね。
蛇がそそのかしたって言うけど、面白い世界になるように、神様が仕向けたんじゃないかな。
だって、絶対に食べないようになんて言われたら、食べたくなるじゃない?
食べないようにっていうのは、食べなさいってことだね。
そのお陰で、今、面白い世の中になったんだね。」ニコニコ

ってな感じでした。
もう、どか~んって感じ。
楽園=退屈?
は、はぁ、そういわれれば・・・そうかも。
観念を破られて、目からウロコが落ちっぱなし。

そのあと、20代の後半で神道に出会って勉強したら、やっぱり同じような考え方なんですよ。
キリスト教とぜんぜん世界観が違う。
神道では、牛も豚もニワトリも、人間がおいしく食べて豊かに暮らせるように、全部神様が用意してくださったもの。
神様はヒトが一番大事なんだって。
それで、早く神に近づいて欲しいと思ってるんだって。
神のように、豊かで美しくあれ、と。

うちの両親は仏教徒だったんで、これも驚いたなぁ。
父は「志は高く、生活は質素に」がモットーだったから。とほほ。
カバンでも、服でも、もうこれ以上絶対に使えない、ってとこまで修理を繰り返して、ボロボロになるまで使って、そこまで行くとようやく捨てて、また同じものを買う、ってヒトでした。


他にこんな授業も。
「この時代、美であるものは、善であるっていう考えがあったね。
美しいってことは、それだけで善なんだってね。
たとえ頭が空っぽでも、役に立たなくても、美しいというものは、それだけで善なんですね。」

っていうお話。
これも、どっか~ん、でした。
うすうす感づいてたけど、認めたくなかったところを、ずばりと言われたってかんじで、地雷踏まされたよう。

中身で勝負って思ってて美しくあることに努力してなかったから。
父親の影響で、お化粧したり着飾ったりって言うのにブレーキかけてたんだよね。
でも見た目って大事。
自分を美しくする努力や、住まいを美しく演出する努力ってすごい重要なんだよね。

あ~部屋の片付けがんばろうっと。

たてのりさんの日記読んでて、アダムとイブの話を思い出しました。






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最終更新日  2005.11.23 16:12:16
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