テーマ:子育て現在進行形(1980)
カテゴリ:家庭保育園
以前は見向きもしなかった、家庭保育園の教材「タイムショック」なんかをスラスラやるようになりました。
タイムショックっていうのは、かたちあわせパズルで、 パズルパーフェクション・ジュニアみたいなもの。 つくりは単純なんだけど、左右対称の形、非対称の形、似た形なんかがあって、大人でも結構戸惑う。 少し前までは、すべてをはめ込むまで集中力がなくて、2、3個はめて終わりって感じだった。 あとはできない、わかんないって感じ。 それが、ある日突然、 「ママ、できたよ~」と言って、完成したパズルを見せに来たりするから驚いてしまう。 あと、しまじろうの神経衰弱あそびの付録を、1歳くらいのときにリサイクルショップで手に入れて、時々遊んでたんだけど、 まず、最初はルールが理解できなかった。 見ないでカンと記憶だけで、同じ絵がどこにあるか2ヶ所だけをめくる、って言うのがわかんなかった。 次に、そのルールはなんとなくわかっても、私とロモと順番に1回ずつする、っていうのができなかった。 自分ひとりでば~っと、めちゃくちゃにめくって終わり、とか。 そして、私が2ヶ所めくって当たったら、もう一度続けてめくることができる、っていうのも許せなくて、 とにかく自分がやりたい。 ひとがするのを待っていられなかった。 そして、自分が勝たないとイヤ。おこる、泣く、わめく・・・。 それが、ある日突然、できるようになったんだよね。 ジャンケンもできなかったのに、 「ジャンケンして負けたほうが先ね」と言って、 「最初はぐー、じゃんけんぽん」なんてする。 それで私が負けたら、 「おかあさんどうぞ」 私が2ヶ所めくって合わないと、自分が2ヶ所めくる。 合わないとちゃんと元に戻して、私に順番をゆずる。 私が合うと、点数をカウントしてくれて、また続けてめくっているのも待ってくれる。 ・・・なんて感じ。 もう、普通にこのゲームで遊べるようになっちゃった。 負けても、「もう一回やろう」と言ってまたじゃんけん。 2回目からは普通にやってると勝負にならないので、私がめくって合っても、続けてめくらないでロモに順番をまわす、ということにしたけど、 それで勝つともう、万歳しながら飛び上がって大喜び。 まだまだ私のほうが強いけど、それでもだいぶ良く場所を記憶してるようになりました。 神経衰弱ゲームとしては、この「キーナーメモリー」が有名だけど、 しまじろうの付録もなかなか良くできてる。 持ち運びにも便利だし。 しまじろうは、結局今、年中向けのをとってるんだけど、これ、ワークが付いていてお勉強できるようになってるのね。 これを先日、パパとやってたら、途中でパパが 「違うよ、斜めには行けないんだよ、左右か上下のひとつ隣にしか行けないよ。」と言い出して、 怒り口調になって、とうとう私に、 「ロモはぜんぜんルールをわかってないよ。できないよ」と言って怒り出しちゃった。 私は、「いいのいいの。2歳くらい上のをやってるんだから、できなくてもあたりまえ。1個でもできたらいいのよ」と言ってたんです。 そもそも、遊びなんだからそんなにムキになる必要ないのに、パパも「うちの子、頭悪いのでは?」ってあせっちゃったんでしょうか。 その日はやめにしてほっといたんですが、 今日になってやる、と言って持ってきたんで、一緒にやったら、説明するとちゃんと分かって、 1冊まるごと一気にやったんですよね。 少し難しいかな、って言うのを与えておくのも必要だな、と実感しました。 七田教室の先生も、学年を超えた問題も与えることで、本当に頭の良い子が育つ。全部できなくてもいいから、考えることが重要、と言ってました。 七田の教室って、0歳のときから「10桁の数字の記憶(10秒見せて隠し、書き出す)」をやるし、 「自分の名前」を言わせるし、 「論語の素読」をやるし、 「絵かきうた」にあわせて絵を描くというのもやるからね。 まぁ、これらは最初、ママやパパが子どもになりかわってやるのですが。当然。 それで次第に子ども自身ができるようになるんだよね。 高校のときの英語の先生が、 「英語の習得って、坂道じゃなくて階段なんだよね」 と言って黒板に図をかいて説明してくれたことがありました。 坂道を登るように少しずつできていくんじゃなくて、 変化のない平坦な道が続いてたかと思うと、ある日突然、段が一段上がる、って感じ。 これは、ほかの物事の習得にも当てはまることのようですね。 子育て、おもしろいです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005.11.25 07:48:47
コメント(0) | コメントを書く
[家庭保育園] カテゴリの最新記事
|
|