カテゴリ:育児全般について
できすぎくんは主人公になれない、、、と言う話を聞いたことがあって、
その人が言うには、人はずっこけたところがあるほうが愛される、応援される、 イコール成功しやすい、人生うまくいきやすいってことらしい。 出来杉くんを主人公にしても、“売れない”のだ。 だからのび太が主役なのだというわけ。 今日、フルタイムで働いてるママ友親子と遊んだんだけど、彼女の上司が まさに出来杉くんの女性版。 完璧なのだ。 出身は、某航空会社の国際線アテンダント。 英語もフランス語もばっちりで、日本語だってマナーを人に教えられるくらい完璧。 二度目の結婚は上手く行ってるようで、子どもは作らず。。。と言うかできない事情で、 バリバリ管理職で働いている。 その上司から、「遅刻がひどい、周りに示しがつかないから、もっとがんばって」 「周りと歩調をあわせてくれないと。。。」 「がんばっているんです、と誰が見ても思われるようにしておかないと」と 言われるのだそう。 子どもを保育園に預けてからの出勤のため、どうしても朝は遅れてしまうらしいんだけど、 理解してもらえない。 「子供がいて大変なのはわかるけど、だからって、特別扱いはできないから」 なんだって。 一応、「はい、、、」と答えておくものの、全く改善しないので、最近は「反省の色がない」 などと言われるのだそう。 こういう人が、人のお母さんになったりすると、悲劇だよね。 お母さんが完璧にビシッとやろうとすればするほど、子どもはびくびくして、萎縮した性格になる。 お母さんの見ていないところで、別の顔を持つようになったりして、、、 もっとゆるくやってあげられないのかなぁ、と思う。 彼女は朝は遅いかもしれないけど、夕方遅くまで働いてるし、 土曜日は、タイムカード上、働いたことになってないけど、ほんとは働いてるのよ。 彼女はスペシャリストで、組織にとってなくてはならない人なんだからさ、もっと大事にしてあげなよ。 って言っても、やっぱり子どものいない人にはわからないのだろうな。 彼女は腕があるので、会社を辞めても充分自分で仕事を取ってきてやっていける。 でも、今まで築いてきたお客様とのつながりがとても好きなのだそう。 精神的にどうにもならなくなって、辞表を一度出したけど、却下されたとのこと。 私が「そんな完璧だと、人から愛されないねぇ。ゆるゆるのほうが好かれるのに」と言ったら、 すこし気持ちが楽になったみたいでした。 幸せに毎日が送れるようになってほしいなぁ、と思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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