テーマ:幼稚園やお家での事(1780)
カテゴリ:モンテッソーリこどもの家幼稚園
そんな話を聞いたあと、冬休みに入りました。
それから新学期がはじまって、またいつもどおりの通園生活が始まりました。 そんなある日、ロモが 「5ってどう書くか知ってる? えっとね、こうやって、こうやって、、、」 と、空中に指で「5」を書き始めました。 いままで書いていた5は、 こんな感じで、右からひとふでで書いていました。 でも空中で書いた5は、ちゃんとたてから書き始め、最後に左から横線、と2画で書いてました。 その後も、 「8の書き方も知ってるよ~」と言って、 右上からちゃんと8を書くので、 「すごいね~、よく知ってるね~」と言うと、 「そうでしょ、よく知ってるでしょ、えっへん!」 と自慢げに言ってて、すごく嬉しそう。 ちなみに今まで8は、 こうでした。 ありがちですね。幼児には。 それが、ちゃんとした順序で書くようになりました。 そのほかに、ひらがなもつぎつぎと正しい書き順を覚えてくるようになったんです。 正しい書き順を覚えるのが、楽しくてしょうがない様子で、毎日のように報告してきます。 字を書きたいという「敏感期」と、正しい書き順を知りたいという「敏感期」にずれがあったのです。 この二つ、別ものだったのですよ。 きっと、「きれいに字を書きたい敏感期」と言うのも、別にあるのだと思います。 その時が来れば、字をきれいに書くことに、喜んで夢中になるのではないか、と思います。 でも、うちの子が書き順に興味を持ったのは、園の先生が上手に導いてくださったからなんでしょうね。 先生が適切に働きかけをしてくださってるのだなぁ、と子供を見ていて感じます。 ここの園には、子供たちが今しなければならないことはなにか気づき、自然に取り組んでできるといった環境が整っているのです。 友達の男の子は、家にあいうえお表も貼ったことが無く、まったく字を教えるということはしないで来たそうです。 絵本を読むのも、一日にせいぜい一冊。まったく読まないことも多いのだそうですが、それでも年中の時には友人とのお手紙交換を楽しみ、 どんどんかなや数字を覚えたそうです。 なんだか私にとって、家で絵本もろくに読まず、ひらがな表も貼ってないのに、5歳。6歳で字が読め、書けてしまうというのは驚きです。 園に通わせてるだけでそんなになるなんて、すごいと思います。 でも、親はあんまりそのすごさに気づいてなかったりするんですけどね。 ストレスの無い育児をしたいなら、モンテッソーリはおすすめです。 親子が輝くモンテッソーリのメッセージ 相良敦子さんが新刊を出しました。 読んでみると、新たな発見がいくつも。手元において何度もじっくり読み返したい一冊です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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