右脳教育×モンテッソーリ幼稚園

いくつかしている習い事の一つに、
何十人もの子供たちが一斉に同じ音楽にのって
歌ったり踊ったりする、と言うのがあります。

あまりに楽しそうで、明るくて、全員が大声をだして
にこにこ顔でしていますので、

そんな中で、私はやらない、と言って
参加しないで後ろの方にいる子がいたら、
そのお母さんとしては、心穏やかではいられない、

というのもわからないではないのですが、

いるのです。
そういう子供を平気で叱責するお母さんが。

お前もやりなさい。
早く。
ちゃんと歌いなさい。
なんでやらないの？
ほら、一緒にやろうと言ってくれてる人に迷惑でしょ。
練習できなくて。
がんばれ、応援してるから。
ちゃんとやらなきゃダメじゃない。
etc,etc,,,,,,

言えば言うほど、その子は心のドアをぴったり閉じて、
カギまでしっかりかけてしまいます。

テコでも動きません。
何も言いません。

挙句の果てに、そのお母さま、
「もう、、、
だめだわ。この子」
と吐き捨てるようにつぶやく始末。

子供が反論しないからって、そんな心を傷つけるような事言って
いいんですか？

そんな権利無いでしょう。
いくら親だからって。

暴力と同じですよ。それ。
虐待です。
いじめです。


私、お腹が痛くなってきて、その場にいられませんでした。

ダメなんです。こういうの。
ずっと自分が小さい頃やられてきたから。
耐えられません。


こういうの、あとで大きなしっぺ返しがくるのに。
その恐ろしさが想像できてない。

というか、自分が犯罪に近いような、
ものすごくひどい事をしてるって事に気づいて無い。

あなたは忘れるでしょうけど、
子は忘れませんよ。
蓄積されます。
親への恨みの感情が。


他人には心優しい人なのに、我が子のこととなると、
どうして途端に人格がくずれてっちゃうんでしょう。

最近、リストカットする小学生が増えていると聞きますが、
こういうところでその種が育まれている気がします。



習い事やら幼稚園のお勤めやら、学校のお勉強やら、
そういったことを親の期待通りにやらない、できないってことに、
一体どれほどの意味があるのでしょう。

親の思い通りにこなす子供の方が逆に恐ろしい。


今日はやりたくない日なんだから、
お母さんと一緒に後ろで見ていればいいじゃないですか。
そういうのもアリ、ってことにしてやって下さいよ。

あるいはお休みすればいいんですよ。


うちの子なんて、
３回に１回は見学してますよ。
今日はやらないって。
休みもあります。
でも、何にも問題ないですよ？
意思がはっきりしてていいじゃないですか？

何か自分なりにやる気にならんのでしょう。
大人だってそういう時ありますよね。
今日は洗濯やめにしよう、とか。

今日の夕飯はお惣菜買ってきて済まそう、とか。

それとも、そういういい加減なのは嫌で、
いつも完璧なお母さんなのかしら。


やだなぁ。
完璧をめざしてる人って。
あとホントに完璧っぽい人って。
気ぃ抜けないじゃない。

上履きを毎週末に持って帰るけど、
洗うのは１学期に１度くらいで、
いつもそのまま持って行かせてるんだ～（あははは）
くらいのゆるいお母さんの方がさ、
周りもなごめてイイと思うんだけど。
（実在です。）

私、影響されやすいからなぁ。
子供が習い事を「イヤ」と言ったら、
しかりつけて、やるように仕向けなければいけないって
思っちゃうじゃない？
気をつけないとなぁ。


親の前でいい子、
これは、本当に恐ろしいんですよ。
幼稚園では悪い子って場合があるから。

親の前でぐずぐず、だらだら、
甘えたり泣き言いったり、わがまま言ったり、
依存心旺盛だったり、、、
そういう子は普通、幼稚園ではしっかり者でしょう。

問題ない子でしょう。

お母さんを信頼してるからだらだらできるんでしょう？
親子関係が良好である証拠ですよ。


いい子、と親から見て思えなくても、
子がどういう姿であっても受け入れて欲しいよね。


私自身への反省も込めて。