土建と官僚天下り構造は変えられないのか
道路公団民営化も結局50点くらいの出来だった。いらない道路をたくさん作り続ける姿勢はまったく変わっていない。民営化推進委員会も空中分解し、猪瀬氏と大宅氏の二人だけの監視では限界だ。いろいろ約束をした民営化だったが、談合会社から民営化に伴い、降りてきた人事であったり、小泉首相がたったの数時間で官僚のいいなりになって、来年度もいらない道路がたくさんありながら、ろくに吟味もせずに工事許可を出した。これで不良債権と借金はまた、ふくらんだ。小泉内閣の4年間は借金がものすごくふくらんだ。国債発行枠も守られなかった。たいしたことではないで終わってしまった。公約違反した首相を圧勝ということで再選させてしまった。日本国民は自分で自分の首を絞めている。もう窒息死寸前である。