再チャレンジ推進会議の詐欺度
何の痛みも感じていない政治家が、フリーターやニート対策に「再チャレンジ推進会議」という雇用対策を検討し始めた。ところが、これが曲者!なんてことはない。ハローワークなどにカネをつぎ込む、相談窓口を増やすと称して何千億円も税金を公務員の懐に流し込むだけなのだ。何のアイデアもない、ただ、税金を使う名目に使っているだけだ。きっと、自民党の政治資金の温床になるだけだろう。ミサイル防衛計画には来年は今年の1.5倍の3000億円を要求。これも防衛庁の天下り先に無為に流れるだけだろう。結局、自民党と公明党のやることは国民のためではない。自分たち政治家と官僚の保身のためである。次期首相有力候補も経済政策の目玉が再チャレンジ推進だということを聞いて暗澹たる気持ちになった。公務員にカネをつぎ込んでも何の役に立たない。どぶに捨てるようなものだ。官僚は自らの権益保護のため、安倍氏の気に入るような政策の名目で多額の来年度の予算について概算要求をしている。しかし、安倍氏が本当に国民の再チャレンジを育む政策をする気があるのなら、こんなハローワークや大学、教育セミナーみたいなところに金をつぎ込むなどしないはず。ハローワークに相談しに行っても何の効果もない、徒労に終わるだけです。むしろ、起業を促す、何千億円もお金を使うなら、起業のための融資に使ったほうがよっぽど良い。起業が成功すれば後に続くものが出てくるし、雇用にもつながる。正社員のリストラと派遣社員の大量雇用でコスト削減するのに汲々としている既存企業を優遇しても意味がない。むしろ新しい企業、新しい産業を生み出すための融資や投資に使ったほうがよほど効果があることは誰でも気づいている。それを政治家がしようとしないのは、やる気がないことを意味している。<この人が本当に首相にふさわしいのか、これをよく読んで考えてほしい>