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日常のニュースからひも解く自らの視点

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村松克哉

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2024年11月
2006年06月23日
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カテゴリ:スポーツ
サッカー日本代表、ブラジルに1-4とあえなく撃沈。ジーコが4年かけて熟成させた日本代表のワールドカップは幕を閉じた。主力選手のほとんどが30歳前という年齢を考えると、今後の4年間は新たな世代交代と、決勝トーナメントに勝ち進めるチーム力の二つの課題が大きくのしかかってくるだろう。脱力感に襲われるが、日本のサッカーは今後も続いていく。この敗戦を糧に前を向いて進んでゆかなければならない。次期監督も気になるところだが、日本代表の課題を整理すると
1.試合運び
点をとられた後、点をとった後の試合運びの経験が足りない。どちらも拙い。やはり南米や欧州の強国には一枚も二枚も差がある。これは強い相手と試合を重ねる経験を積んでゆかなければならない。試合巧者になるために乗り越えないといけない壁である。
2.攻撃力
点を取れるところで取らなければ、勝てない。強国相手であれば、そのチャンスはどんどん少なくなる。点を取る精度を高めなければならない。FWだけでなくMFやDFの選手にも攻撃チャンスにおけるシュートの精度を上げることが今後の日本の課題だ。パス回しだけ立派でも、1チャンスに確実に点を取る力が重要。ペナルティエリアの外からでも点が取れるシュート力をあげなければならない。
3.守備力
やはり、アングロサクソンは体がでかい。これに対応する守備力をもっと上げなければならない。マークする相手を意識し、前を向かせない、フリーでヘディングさせないなどしつこく、マンマークのディフェンスをする癖をつけなければならない。最高の防御は攻撃であることを考えれば、相手のボールをカットして、攻撃につなげる力をあげなかればならない。引き気味のDFラインが今回、非常に目立った。これは精神的に受けに回りやすいという弱点を示している。ラインをもっと上げて守備をする、マンマークディフェンスの癖をつけてゆかなければならない。

試合のなかでチャンスは必ず回ってくる。そのチャンスを確実にものにする力をつけてゆかなければならない。厳しい競争の中でチャンスをいかに確実にものにするかは個人の力だ。その意味で指導者、監督、コーチはよく選手をみて育てて行ってほしい。





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最終更新日  2006年06月29日 20時55分42秒
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