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日常のニュースからひも解く自らの視点

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村松克哉

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2024年11月
2006年06月29日
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カテゴリ:スポーツ
ジーコと一心同体だった川淵キャプテンは、やはり日本サッカー協会会長の職を辞任すべきではないか。それから今回のワールドカップで日本が体力を消耗する,最も暑い時間帯に1次リーグ3試合のうち2試合も行うことになった背景をつくった電通も今後、日本サッカーの仕事を請けさせてはならない。日本での視聴率を気にした電通のビジネス最優先からきた試合時間の申し入れをFIFAに対して行ったことが、結果的に日本にとっては大きなハンディとなった。ブラジルは3試合とも夕方、クロアチアとオーストラリアも日本との試合を除く2戦が夕方のキックオフ。これだけでもただでさえ厳しい1次リーグの日本代表のF組突破を困難なものにした。技術的、精神的、フィジカルといった面で日本代表の問題点を浮き彫りにしたという論点が非常に多いが、私は、日本サッカー協会とこれを担いで商売にした電通が日本代表の1次リーグ敗退のA級戦犯だと断言する。「オシムの言葉」の著者、木村氏が日本サッカー協会批判をしているブログをみても分かるように、日本サッカー協会の体質が相当問題ではないか。言論統制をする性質からしてフェアプレイの精神に劣る。川淵キャプテンの失言にしろ、オシム次期監督が紙面を賑わせているが、電通というメディアに乗せられてはいけない。ワールドカップの1次リーグで日本が敗退した総括がいろいろあると思うが、やはり、ここを冷静にきちんと抑えて次期監督、次期サッカー協会の体制を決めなければ、たとえ、幸運にも2010年南アフリカ大会に日本が出場できたとしても、また同じ結果になるのではないかと危惧するのは私だけだろうか。





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最終更新日  2006年06月30日 20時59分20秒
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