テーマ:サッカーあれこれ(20125)
カテゴリ:スポーツ
ひとりひとりが真剣にサッカーを学び、考えることで、日本が次にワールドカップでベスト8以上に進む道が開けてくる。今回の盛り上がりを一時的な現象とせず、持続させるのは、ひとりひとりにかかっており、日本サッカー協会や選手に任せておいてはいけない。ひとりひとりがサッカーをよく知ることが必要だ。にわかファンも世界のサッカーをよく観た上で日本代表が何を次ぎに目指すべきか、そして強化すべきかを理解し、マスコミやクラブ、サッカー協会に圧力をかけなければならない。日本のサッカーはまだ弱い。今回の出来は運が多分によかっただけである。オシム監督が言っていた日本人らしいサッカーとは俊敏性、機動性を活かした攻撃であるが、これはまだまだ未完成だ。喫緊の課題は以下の通りだと考えるが、欧州のクラブチームに何人、日本人選手が活躍しているかで日本代表が世界の強豪と戦えるかが決まる。11人すべてが欧州で活躍している日本代表となるために世界基準から不足している点、日本人選手の強みを鑑みて、強化していってほしい。
1>フィジカル:90分間は機敏にそして俊敏に走れるサッカーを目指すには、フィジカルが重要だ。南米や欧州、アフリカの選手と比べると日本代表選手のフィジカルは見劣りする。遠藤や中村のようなうまい選手はフィジカルが弱く、走れない。特に攻撃ではシュートに絡むような走りができず、単なるパスを出すだけの役割しかできていない。MFがパスだけでなくシュートを打てるようになるためにはフィジカルを強化する必要があり、これは才能ではなく努力で強化できるのでクラブチームでもよく認識して普段から強化を図ってほしい。 2>スピード:ワールドカップを観た後にJリーグを観るとわかるが、スピードが全くのろい。のろいサッカーは弱い。ワンタッチで早いパスまわし、複数の選手で連動しながら、相手の防御を切り崩してシュートに持ち込むスタイルの確立が遅い。フィジカルと関係していると思うが、MFがリスクを冒さないことから攻撃に絡めないこと、アイデア不足、連携不足、普段からの意識不足などが原因と考えられる。欧州のクラブチームの試合はテレビで毎日観ることが出来るのだから、選手は特にそれをみて自分に何が足りないのかを真剣に考えてほしい。 3>継続性:クラブチームはすぐに監督を代える傾向がある。これは日本のサッカーにとってよくないことだ。もっとクラブのGMは現場の監督や選手と話し合って何が足りないか、どこを強化すべきか、欧州のクラブチームの試合もよく研究し、サッカーをよく知ったうえで、自分のクラブチームをどうマネジメントするのがいいかよく考えてほしい。少なくとも監督を頻繁に替えるのはよくない。ガンバ大阪をみれば一目瞭然だ。頻繁に替えるべきは選手のほうであり、日本人選手のためにどういう外国人選手を連れてきたらいいのか、現場とよく話し合ってほしい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010年07月03日 11時11分45秒
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