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シュナ太太の『こんなんで台北生活してます』日記

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2005年12月26日
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カテゴリ:台湾生活
行って参りましたよ、孤児院。

クリスマスカードを書いて、友人達からの寄付の品物が入った大きな紙袋4つを持って、バスとMRTを乗り継ぎ、天母のウェルカムスーパー(頂好市場)で、昨日頂いた寄付金2万円を持っていざ買い物~!

紙おむつ8袋(大体全部で350枚位)、粉ミルク2缶、離乳食50瓶。
高いんですね、、。ビックリ。もう少し買えるかと高を括っていました。
会計をする時、キャッシャーの小姐2人が「ひええ~」と言った言葉を聞き逃しませんでしたよ、私は。(笑)

夫と二人で大きな紙袋4つ、オムツ8袋、離乳食が入ったビニール袋2つ、えっちら、おっちら運び、タクシーを捕まえて、無事孤児院に到着。

迎えてくれたのはここでボランティアや養子縁組のコーディネートをしている友人Bとご主人のR。
Bは生後3ヶ月の男の子を抱っこして、Rは赤ちゃんにミルクを飲ませている所だった。(このR氏、無茶苦茶ミルクを飲ませる手つきが上手い。げっぷも私より上手にさせる!)

私達が持ってきた荷物を見て、

「お~まいがっ~!」×20回
Bは大喜びで「凄いわ~!!信じられないわ~!紙おむつが足りなくって困っていたの、、。早速チーフナースのEに報告しましょう~!!」と、ツーステップで階段を駆け上がる。
私はBから手渡された男の子を抱っこした。

夫も興奮しながら(嬉しくて)Bからレクチャーを受ける。
神妙に聞いている。
残念な事に先週生後3ヶ月の男の子が1人、手当ての甲斐なく亡くなったと知らされた。

こういうのはスタッフにとってもボランティアにとっても非常に受け入れがたい話。
Bは帰りの電車、バスの中で人目も気にせず泣き続けて家路に着いたらしい。
「シュナ、これは本当に辛い、心が引きちぎられるような事なの。こういう事も現実にあるって理解しておかないとボランティアは続けていけないのよ、、、」と。


生まれて初めて赤ちゃんにミルクをあげた夫は、もう、うっとりして赤ん坊を見つめている。赤ん坊もしっかり夫にしがみついて見つめている。
大木に蝉状態で一寸笑えた。

前回私が担当した「大橋巨泉ジュニア」に挨拶に。
彼は私を見た途端声を上げて笑った!
Bが「シュナ、彼はちゃんとあなたを覚えているのよ、、」と。胸が熱くなった。
抱き上げて彼にミルクを飲ませた。
相変わらず凄い勢いで飲むのでむせまくり吐きまくる。今回も私のセーターは、彼が吐いたミルクで汚れまくり。(爆)
「焦るな!巨泉、誰もあんたのミルクを取らない!」目で合図した。

その後数人の赤ちゃん達を抱っこして、あやして3時間経った。

昨日の夜から何も食べていない私達は、情けないがあまりの空腹に耐えられず孤児院を後にした。

ちょうど帰り際、大きな段ボール箱が届いた。
誰かから送られてきた紙おむつが沢山入っていた。凄く嬉しくなった!!!
みんな優しい。あったかい。凄いよ~!!!

夫が帰り道「凄い経験だね、、、又一緒に来よう。僕ももっと関わってやっていきたい」と。
夫婦で同じボランティア活動をするって何だか嬉しい。お互いに色々と意見を出し合って、協力し合って頑張れるから。

1時から始まっている天母に住む夫の友人宅でクリスマスランチパーティーに誘われていたので寄らせて頂いた。

ターキーやらチリビーンズやら、もう所狭しとご馳走、デザート、お酒にジュースが並べられ、いきなりかぶりついてしまった私達。
欠食児童のようだったに違いない。

目一杯食べて飲んで1時間ほどで引き上げて帰ってきた。(このシーンをビデオに撮って、日本語の授業で使いたいくらい。食い逃げとは?って説明の時)

話は変わって、24日のイブに夫と私はクリスマスプレゼントを買う為に新義にある三越まで行った。
そこでもお腹が空き過ぎて買い物を一時中断して食事に。
行ったレストランで、友人BとR夫婦にばったり。
で、4人でワインなぞを飲み始め、孤児院の話に花が咲き、気付くと3時間も!
で、男達が、これから西華飯店(シャーウッドホテル)の2階にあるヘンリーズバーへ行って、シガーを吸いに行こう!と。
クリスマスイブも縁あって孤児院の話になり、彼らに出会い、一緒に時間を過ごしたのです。


最後に1つ、クリスマス当日に面白い事が起こりました。

私がよく書く、人生の師匠Mさんが2年前にこんな事を言ったのです。

2年前、カナダに居る義母が、今は亡き義父の使っていたカフス1組と沢山の古い家族写真を送ってきました。
私はそのカフスを大切に身に付けておきたかったので、「指輪にして二人でつけようか、、」って夫に話をしたのです。
夫も義父がつけていたそのカフスには思い出があったようで、「良いかもね、、」と。
その後とりあえず、大切な物として陶器の箱に仕舞っておきました。

その時、その話を師匠にしたら、「そのカフス、絶対に指輪なんかにしては駄目!そのままで保管しておいてね」と。
そして、、、。

「これから先にパーティーだと思うんだけれど、盛装したご主人が、そのカフスをつけるような事になるから。それがちゃんと見えるから、絶対にカフスをリフォームしては駄目よ。ちゃんとカフスを使うようになるから」と言った。

そしてそんな事をすっかり忘れて2年経った昨日。

クリスマスディナーパーティーはフォーマルだったので夫はタキシードを着た。

着替えている部屋から「シュナ~!!!どうしよう!」と夫の叫び声が。

「何、何、、ど~した?」

たった1つしかない夫のタキシード用のカフスの1つの石が外れてしまい使えなくなっている。(黒いオニキス)

「予備のカフスあった?」
私は「しょっちゅう使うものじゃなし、これしかないよ~!」と。

二人で青くなっていた。

すると急に夫が「シュナ、2年前にママが送ってくれたダディーのカフスは?」

そうだ~!!!!!あれがあったんじゃん~!

我が亡き父、そして義父の写真が飾ってある棚にカフスを仕舞っておいたのを思い出して、見つけた。
それから義父の写真に「ありがとう」と手を合わせて無事に事なきを得た。

2年前に師匠から言われたあの言葉を思い出した私。

皆さん、これどういう事でしょうか?こんな事あるんでしょうか?

ビックリしたけれど、でも、何か嬉しくなってしまいました。
義父が大切に使っていたとっても古い、昔のカフスが息子の役に立ち、そしてそのカフスを付けることが出来ました。
もしかしたら、義父も一緒にパーティーに参加して楽しんでくれたのでしょうか?

私は写真でしか知らない義父。でも、やっぱりいつも見守ってくれているのかな?

素敵な思い出になりました。









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最終更新日  2005年12月26日 23時48分10秒
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