シュナ太太の『こんなんで台北生活してます』日記

昨日は、楽天ミニオフ会。

日本から台湾に短期留学に来ている楽天仲間のＸさんと、ご家族で里帰りなさっているＨさんを囲み、台湾在住のＴさん、Ｕさん、Ｙさんと私。

ただ１人の男子Ｘさんは、我ら女性群の姦しさと、子供達の暴れん坊ぶり＆母の大変さに、ほぼずっと固まったままだった、、様な気がする。（笑）
何気に食欲もなかったような、、、、。

ご主人が台湾人のＨさんは、全身から【台湾愛してます！台湾の食べ物死ぬほど好きです！】オーラが出まくり。
こんなに台湾を愛する日本人の嫁を貰ったら、夫も夫の家族もそりゃあ嬉しいし可愛がるだろうな～と。しみじみ。あったかい、ええお人やった。

台湾在住組の日本人妻太太達はまたまた、逞しく日々を生きている！と言う話を一杯聞かせてくれて本当にタメになりました。
まだまだ楽して甘ったれてるな私、、。と、反省。

そして、あっという間に楽しい時間が経ち、お開きになった。

その日の夜、夫の同僚と３人で食事に行く約束があった。
な、の、に、、。
頼まれていた、お店への予約をすっかり忘れていた私。
オフ会中、夫から電話が入って「今晩の予約してあるよね？」と。

そう言えば、、。
数日前に「忘年会シーズンだからちゃんと予約頼んでおいてね、、、」確かに夫から言われていた。

時間的に今お店に電話しても誰も居ないはず、、。どないしよ～か、、。と、冷や汗をかいた。

で、、。で、、。

レストランでの会計を済ませ、「ンンンン、、。」と考えていたら、後ろから声を掛けられた。

ありゃりゃりゃ、、、！

何と、夜、行く予定の、そのお店で働く小姐が！！！

かなり通っているのですっかりお馴染みになっているので声を掛けてくれたらしい。

私が事のいきさつを説明したら、「大丈夫！席３つ、７時からちゃんとキープしておきますよ～」と。

はあああああ～！神様ありがとう！！！

昨日は凄い込みようで、予約していなかったら、絶対に入れなかった。
信じられないわ。何てラッキーな出会いだったのかしらん～。

食事が終って、タクシーを捜して歩いていると、、。
帰宅途中の友人とばったり会った。たまたま、食事中にも彼の話題が出ていた！！！

「久し振りだしこれから飲みに行こうか～」と彼。
信義路にあるブラウンシュガーへ。

まあ、ラテンの夜さながら、男女が上手にサルサを踊っていらっしゃった。
見惚れちゃいましたよ～。上手い！プロみたい。
完全にダンサーの顔つきと腰つき。
あんな風に踊れたら、本望だわ、、。腰のクネクネ。若くなきゃ出来ない。
私なら、さしずめドジョウ掬いか？！

そして、今日は、１０時から日本語の授業があった。
飲み過ぎて、【ちょっぴり】朝寝坊してしまった私は、むくんだ顔で大慌てで家を飛び出し、タクシーを捕まえ、焦るあまり、思わず言ってはいけない言葉を発してしまった。

「すみません、一寸急いでもらえますか？」


たった５，６キロの距離、急発進、急ブレーキ、無茶な割り込みと言う運転で、私は３回ほど死ぬ！っと思いました。（泣）
ホラー映画よりも怖いスピードを出して走る台湾のタクシー。


いくら慌てていても、どんなに急がなくてはいけなくても、生きててナンボです。
遅刻して死ぬような制裁が加えられる事はないのです。
こちらの運転手さんは「一寸」を聞いていません。「急いで下さい」しか頭にインプットされないのです。
これからは絶対に、どんな事があっても私はこの言葉を使わない！
今日から封印します。

でも、まあ、、、お陰様で、予定の時間に６分も早く！！！着きましたわよ。

しか～し。ミスコミュニケーション。
何故だか？？？？？？？？？？
彼女は今日の授業はないと思っていたそうで、、、。どっひゃああああ～。
踏んだり蹴ったりっす、、、。

仕方がないから次の授業までの２時間半を忠孝東路のロイヤルホストで過ごす事に。

静かに本も読めたし、教案も練り直せたし、「まあ良いか～」と。

珍しく朝から空腹を感じた私は、オムレツ定食等を頼んでみた。凄いボリュームで、ドリンク付き、１５０元（約５３０円）は安い！
ねぎ入りオムレツ、納豆、サラダ、お味噌汁（お麩とわかめ）とご飯。
ご飯なんか、思わず真ん中にお箸を指して「南無～」と拝んでしまいそう。
白いご飯茶碗にまん丸にてんこ盛り。

勿論、私は素食用にベーコンは外して頂きました。（通常は、カリカリベーコンが付きます）

７時間経った今も、空腹感ゼロ！と言う凄い量でした。なんて経済性の高いモーニングでしょう！ありがたや～。合掌。

そして、次の授業へ腹ごなしに徒歩で。
夫に「微風の地下にあるとんかつ屋さんのお弁当、また買ってきて～！」と電話が入った。
早速買いに行き、我がご主人様にお届けした。

その途中で、みかんの皮を一寸剥いては、道に捨て、そうやって歩いている変な【みかんの皮花びら占いおばさん】に出会った。（ど～しても我慢が出来ず、みかんを食べたいらしい）

「ボケ～！ゴミはゴミ箱に捨てんか～、われ～」と、まるで和田ア○子状態に。
（↑心配しないでね～。心の中で叫んだだけだから、、。おほほほほ）

で、授業から帰ってきてみたら、荷物が２つ届いていた。
一足遅れのクリスマスギフト～だああ～！

アメリカの友人からは、彼が選曲して、奥さんがカバーをデザインしたＣＤ２枚と小津安二郎監督、【麦春】と言うＤＶＤが。

主演：原節子（往年の美女と誉れの高い女優さん）、笠智衆（寅さんの映画でお寺の住職を演じていた方）、淡島千景（今はどうなさっているのでしょうか？）、三宅邦子（確か、昔、昔、オロナインのコマーシャルに出ていたような、、、）

すんごい～！豪華キャストじゃないかえ～？
選択渋すぎるよ～、アメリカ人。やはり、海外でも小津人気は凄いんですね～？

前にもこのＨＰで書いたが、彼は日本が大好きで、１０年近く住んでいた。自称、前世は日本人、しかも武士。　

昔、ハリウッドでフェイ.ダナウェイ、ミッキー.ロークの専属メーキャップアーチストをしていたという経歴を持つゲイジツ的な男。
夫と同じく、写真が趣味で、私も去年彼らの家に遊びに行った時に、数枚撮ってもらった。今でもお気に入りの写真。
逆光を利用して、結構凝った撮り方をしてくれた。
なので、私の顔は見えずに光を通して優しい感じのするシルエットが芸術的。
悲しいかな、顔が見えないからこそ美しい写真だった。

先日、縁があって、彼の写真がワシントンポスト誌に使われたと喜んでいた。

日本からは、以前台湾をご案内させて頂いた母の友人ご夫婦から、箱に一杯、乾物やら、手ぬぐいやら、落雁、高級大豆、レトロなのし袋、お正月用の戌の置物、佃煮、真空パックの蜆のお味噌汁セットなど等、。てんこ盛りに～。
宝の箱を開けたみたいだった。

奥様の達筆な字で、素敵な和紙に書かれた心温まる優しい言葉と台湾滞在時の私達夫婦へのお礼を書いて下さっていた。

やっぱり手書きは良い！！！！！

すぐにお礼状を書いてファックスで送った。

今日も感謝！皆様ありがとう。

長々と書いたこれを読んでくれた皆さんにもありがとう！

書いた私には「お疲れ様、、。今日も自己満足な日記を書いたねえ～」（爆）

さ、、夫に晩ごはん作んなきゃ～。急げ～！（タクシーじゃないからＯＫ？）