シュナ太太の『こんなんで台北生活してます』日記

ただいま～！皆様無事に帰って参りました。久々でございます。
コメント下さった皆様ありがとうです。
返事が書けなくてごめんなさい。

今回は波乱万丈の日本帰国。帰国当日に新居を決める事が出来て、どうにか話を付けてきました。ほっ！！！

今回、３月末にベルギーに引っ越す日本在住１９年のアメリカ人の友人Ｋがメールをくれて「この家を家電、家具付きのままにするから住まないか？」と。
彼の家には何回かパーティーでお邪魔していたので夫も私も「家具付ならば楽だし良いじゃない～。楽ちんだしいいい～」ってノリで、ほぼその家に引っ越すと１００％決めて日本に帰ったのであります。

日本に着いて翌日行って来ました。
友人達が１０人位集まってくれて一足早いウェルカムパーティーをしてくれて、そのままＫ宅に泊まらせて貰いました。
敷地内には車が４，５台は停められて、建坪は約８０坪。
４ＬＤＫバス＆トイレは３つ。海まで徒歩１０分。バス停も、スーパー、警察も近く閑静な住宅地。
憧れの大きな梁と、暖炉、庭には大きなＢＢＱが出来るウッドデッキ。

が、、、、、。

建てられたのが１９０７年。イギリス人が建てた家でおしゃれだけれど、やはり９９年モノ。
何処もかしこも隙間あり、雨漏りあり、お風呂も変えなきゃならない。
シンクを使うと排水パイプから水が駄々漏れ。

オマケにどの部屋にもちゃんとした鍵がない！（因みに彼は１９年間鍵を掛けた事がないそう）
玄関のドアも鍵が付けられるしっかりした物に変えなきゃならない。全面的にかなり修理が必要。
ざっと見積もって１００万以上掛かる事が判明。

しかも大家さんは条件として「古い家なので修理は自分でやって下さい」と仰る。
オマケに担当の不動産屋さんは私が「ここだけには絶対に当たらないように～！」と思っていた所。
どんなに綺麗に家を使っていても敷金が絶対に返ってこない事で有名な所だった。

挙句の果てに保証人で、またまた騒動。

私の場合は夫が外国人。永住権を持っていても、きちんと仕事を持っていても、それなりにちゃんとお給料を貰っていても、日本人が借りるようにスムーズにはいかない。
オマケに私は無職だし。
保証人としてあげた夫の会社は社長が外国人だから駄目。
私の親は年金生活者だから駄目。
今は年金生活をしている人に保証人を頼むと、もれなく保証人の為の保険金に入らなければいけないらしい！！！
保証人なのに、その保証人にいざと言う時の保険金を掛けるってか？
訳が分からん～。

で、「今はまだＫ氏が住んでいるので契約書を作る事が出来ないので、４月になって改めて契約の為に日本に来て下さい」と、のうのうと仰る不動産屋さん。
「そんな事不可能ですよ、、。台湾でもする事沢山あるし、契約書にサインするだけに来いって、、、。ＰＣやファックスのある時代なのに、、」と反論するもにっこり笑って却下された！！

とにかく何もかも思っていたようにスムーズにいかない。
私も、夫も不動産屋さん＆友人の家に対して頑張って引っ越してくるぞお～！という自信がなくなってきた。

そして、必要な書類を揃えるのにこれまた一苦労。
結局色々考えてこの話を白紙に戻し、帰国２日前にキャンセル。
そこで登場したのが、私の犬友達。ドッグシッターをしているＨちゃん。

彼女が以前「もし、家を探すならこんな所はどうですか～」とメールをくれ
た事を思い出し（家賃が高すぎて断った物件。Ｋ氏の家の家賃の２倍）
慌てて連絡を取った。
今回で家を決めなきゃどうにもならない。私の飛行機のチケットはＦＩＸなので変更が出来ない。

と言う訳で無理を言って早速翌日お宅拝見。
一目見て気に入りました！家賃の事を忘れて。
何たって入居者の条件は犬が居る人、室内飼いは勿論の事、犬は何匹でもＯＫだと。最低条件でも犬が好きな人だそう。
こんな事ってあるのでしょうか？
大家さんも無茶苦茶良い人。犬大好きな方。大型犬を２匹飼っていらっしゃる。
目の前が海。隣がヨットハーバー。駅まで歩いていける。駐車場タダ。

５ＬＤＫの１軒屋。キッチンは床暖房で、オマケに最新式のキッチンユニットに替えたばかりだそう。
お風呂も綺麗で大きい。巨漢の夫もゆっくり入れそう。
庭は家をぐるっと１周犬が走り回れるようにしてある。
そして犬と一緒にＢＢＱが出来るように設計されたウッドデッキが～。
夏は花火が目の前で見られる～！何処も直す所なんてナ～イ！
一足先に帰国した夫に電話を入れて説明。

「シュナ、即決めなさい！！！」って事でパンパ～ンと決まってしまいました。
保証人も、契約書の事も全てクリアー。

今はまだ大家さんが住んでいるので引越しは５月の初めにならないと出来ない。
だから私は子供達と一寸台湾生活を延期する予定。
４月１５日だった引越しが半月ほど延期になりそうなのです。

こうやって新居は帰国日の午前に決まったのでした。

そう言えば、凄い事に気が付いた。


２年前、心の師匠Ｍさんに言われた事。

「台湾からカナダには帰らないわね、、。短期であっても一度は日本に帰って来ます」
その時、私達は台湾からカナダに帰る予定にしていたので、大方の荷物をカナダに送った。
で、師匠に「犬が３匹も居て日本に帰っても住める所がないと思う。それが不安だ～」と言った。
師匠はきっぱりとこう言ったのだ！

「大丈夫犬が３匹居てもちゃんと見つかるの。犬が沢山居ても大丈夫な家が。心配しなくていいわよ。＃＠＄さん（私のおばさん）が勤めている＊＊のそばにある所に決まるから」

今回の家、その通りなんです。