優しさにつつまれて

一昨日から本格的に雪が降り始めた。

玄関前にも雪が積もって。

雪が降ると、自動車通勤の夫には、朝から仕事が増える。

出かける前に、玄関前の雪をスコップで傍らに寄せないと、車庫から自動車が出せない。

今朝は、いつもより３０分早く出勤して行った。(弁当・・・間に合わず・・・・)

道路も渋滞するのだ。

普段なら２０分もかからない通勤時間が倍以上かかる。

雪道は何が起こるかわかりません。歩行者もドライバーも気をつけて下さいね。

　《メンズの帽子》

メンズ＝夫です。(同世代の叶姉妹のメンズとは、えらい違いだわね。きゃっは～。)

『ゴム編みの帽子』　　　並太毛糸２玉・８号６０ｃｍ輪針使用

自動車関係の仕事をしている夫は、店の外に陳列している大事な売り物の自動車に積もった雪を下ろす作業もある。傘なんてさせないし・・・・。

真冬は帽子が必需品。

昨夜、編み上げて写真を撮っていたら、

「モデルになろうか。」・・・・・あんた、カカオとマロンに対抗心・・・・あるね。

「顔は写すなよ。」・・・・頼まれても、写しませんわよ。

『一目ゴム編みの帽子』

輪針に１０４目作り目。その後、ひたすら高さ３０ｃｍまで編む。

最後の段で、『二目一度』の減らし目し、編むのは終わり。

編み終わった糸を８０ｃｍに切って、とじ針で編み目を二周してしぼる。

とじ針を裏側に入れて、裏で再度、編み目を一周(その時は、毛糸を割るような感じ)して、後は、糸始末。

これ、私の手編み帽子の基本。

基本と言えば、編み物には欠かせない『ゲージ』

なんと、わたくし・・・・先日のワンちゃんセーターで、数年ぶりに『ゲージ』を計った。

人間様のもの？数段編んで「きゃあ～、でかい～！」と、ほどく事、しばしば。

やっぱり、基礎・基本は大事だなあ～と、反省しました。

『変わりゴム編みの帽子』

目数は一目ゴム編みと同様。

ん？モデルに関する感想？・・・・・無しですわ。

１枚目の写真で充分だと思います。とうちゃん、お疲れ様～。

《毛糸の糸の足し方》

鉤針編みは、編み目につなぎ目を隠し易いので、玉結びでも容易に糸足しが出来る。

棒針編みは、セーター等、裏が隠れる場合も、まあ・・・玉結びで糸足しＯＫだよね。

毛糸によっては、編み目に隠したはずの結び玉が、飛び出てくる事もあるので、

あまりお薦め出来ないけれど。

特にマフラーだと、裏側に玉が出たり、出来上がりが美しくないですよね。

糸を足すときに、それぞれ１５ｃｍくらい糸を残して軽く結ぶ。

結んだ後、５～６段編んで、結び玉をほどく。(全部編みあがってからでもＯＫ)

結ぶ玉をほどいたら、右からの糸は左へ始末。左からの糸は右へ始末。

ここで、交差しないとね、結び玉をほどいた箇所が『穴』になるから。

とじ針に通した糸は、編み目に交互に入れる。(私の場合は、約１０ｃｍ程)

＊かぎ針編みのモチーフの糸始末も厄介ですが、「もったいない」と思わずに、糸足しのときは、長め(１５ｃｍくらい)に糸を残しておくほうが、糸始末がラクだと思う。

メリヤス編みに継ぎ足した糸を始末してみた。

・・・・どこに足したかわからないでしょ。

十数年前、編み物講師の資格を得たが・・・・どうも、文章での説明は苦手ですわ。

何故、糸始末にふれたかと言うと、

来客の中に、『手編み風・既製品・マフラー』をされて来た、ちょっとセレブな叔母が、

「高かったのにぃ～、みっともないでしょ。結び玉が二箇所もあるのよ。

なんとか、直せないかしら？」と、困惑顔。

結び玉は、５ｍｍくらいに糸が切られていて・・・・・編み目に玉を押し込んではみたが、

また出てきてしまった。

《長男のこと。》

今春、卒業の長男。介護関係の専門学校に行きたいと言った長男。

現在、就職活動を再開した。

「高校卒業して、行きたい学校に行かせてもらったのに・・・俺、甘いよな。

学校やハローワークにも、少しだけど求人票もきているし、

３月まで、ぎりぎり、職探しするよ。

試験が駄目でも、バイトして、金を稼いでさ・・・・

出来れば、今度は自分の金で、学校に行きたいから。

だって、俺・・・もう成人しているし、大人だしな。

Ｋ(弟)にも、まだまだお金がかかるんでしょ。だから、俺、もう一度頑張って探すよ。」

昨年、就職活動で何度も挫折して苦しんだ長男の決意。

家計は苦しいけれど、「行きたい学校に、すすんでもいいのに」・・・・と思いつつ、

彼の将来に明るい日差しがさす事を、願う親です。