優しさにつつまれて

道路の雪が消え、今日は陽も差し込んで暖かい。

先日、かなみんさんから「ささやかなお礼です。」と、たくさんの品物が届いた。

　あのねぇ、皆さん！『お礼』が多すぎ！高級品すぎ！

ぐりんさんの『角煮まんじゅう』も、夫が「勿体無いから、俺が休みの日に食おう。」と、言いまして、冷凍庫の中なの。早く、食べたいよ～。

大好きなラベンダー色のポーチ。

いつもながら、丁寧な仕立てに見惚れる。

ほらあ～、こんなに可愛い刺繍が。

すばらしい！

　プレゼントを受け取った時に、

「私のことを考えて、作ったり選んだりしてくれたのね。」と、思うと、

その人が考えていてくれた時間が、とても愛おしく、ありがたい気持ちになりますよね。

　《自己流＝パッチワークキルト》

ポーチの他にも、かなみんさんから届いたもの。

大好きな『赤毛のアン』の生地。

パネル柄とにらめっこしながら、数日が過ぎ・・・・

思い切ってハサミでジョキジョキ。

友人に、「既製品で買ったウェディングドレスの丈が長いの。直して～！」と、

頼まれた時を思い出した。

大切なドレスを切る・・・・ドキドキしたよ。手も震えたと思う。

アンのパネル柄は、あえて大きさを合わせずにカットしてみた。

ありゃまあ～、ボケちゃって。

幅１ｍ１０ｃｍ、丈２ｍ。

試験中で帰りの早かった次男に持たせて、撮ったのだが・・・・

「寒いよ～、早く、早く！勉強しなきゃだよ。」

次男の口から勉強なんて言葉、何年ぶりだろう？

『勉強する』と、言えば、御役ご免でも思っているのだろうか。

案の定・・・。

今は寝そべって、コミック本を見ているじゃないか。

まあ、それはいつもの事だから、よしとして・・・。

６柄のパネルを組み合わせて、念願のベッドカバーを作った。

キルトトップは、もちろん(？)ミシンでダダダッーとつなぎ。(キルターさん、叱らないでね。)

キルト綿の在庫が・・・・ない。どうしよう・・・・。周りを見渡してみたら、よきものが！

あのね、キルト綿の代わりに既製のキルト生地を使ったの。(馬鹿か？って、言った？)

表生地と裏生地がダブルガーゼで、中の綿は２ｃｍ厚。

「夏の肌かけ布団を作ろうかなあ。」と、思っていたキルト生地が、ここで役に立った。

しかも、わたくし・・・パッチワーク用？キルト用？の針を持っていない。

なので、キルト生地にトップを載せて、待ち針で数箇所留めて・・・・

ミシンでダダダダダッーと、縫った。(キルターさん、呆れているよね？)

こういう時、上下送りのミシンは便利だよね。良かった、良かった。

『一心不乱』とは、よく言ったもんで。

周りに邪魔されたくなかったので、この３日間の『手作りの時間』は、

お気に入りのＣＤを、大音量で。もちろん、ヘッドフォンで聴きながら。

大きなものを縫うときは、根気と気合が必要だし・・・、

数本の待ち針で留めただけなので、手を離すと曲がるし・・・・

「重い！大きい！お・も・い～～～～！おおきぃ～！」と、

若干、イライラしながらミシンをかけていた。

・・・・が、

パネルのアンのイラストを見ると、思わず微笑んでしまい、一気に縫い上げたのでした。

　出来上がりには満足！満足！(かなみんさん、ありがとうね。)

終わり良ければ、全て良し！・・・・ですよねぇ～。

パネルが数枚残っているので、今度は何を作ろうかな？

パッチワーク用の針・・・買おうかなあ。

キルターじゃないから・・・いいかあ？

たぶん、パッチワークもそろそろ飽きる頃だろうし？

ん？ウェディングのベアーは出来たのか？・・・・・まだでした。