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優しさにつつまれて

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2009年02月07日
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カテゴリ:手作り作品

洗濯機が壊れ、電気屋の兄ちゃんにカタログを持ってきてもらった。

「何もしないのに、どうして、壊れるのかねぇ?」と、姑さんの問いかけに苦笑いしながら、

「16年ですよ。長く持ったほうですよ。」と、応えた兄ちゃん。

姑さん、素直というか・・・考え無しというか・・・・。

 

来週早々に新しい洗濯機が来ます。

待望の節水・省エネ型・乾燥機付きのドラム式で~す♪ルンルン♪

今頃?ですよねぇ。あはは~。

 

ちなみに・・・品物を選んだのは私ですが、

「おいくら?」と、聞いたのは姑さん。(嫁は、決して聞きません。聞いたほうが払うしくみなので)

「設置費込みで18万くらいかな?」・・・・(ひぇ~、高いなあ~・・・嫁・心の叫び)

「あらそう。わかったわ。」・・・即決の姑さん。格好良いわあ~。ラッキー♪

ro_01m.gif

dool2.gif 《最近の手作り》

 

DSCF6960.jpg

カレンダーのターシャ・チューダーさんの優しい微笑みをみていたら、

久しぶりにカントリードールを作ってみたくなりました。

 

DSCF6917.jpg

『生きる事を楽しむ・おばあちゃん人形』

*ドール作りは簡単そうに見えて、結構な時間がかかります。他の手芸や編み物の合間にコツコツと作りました。

顔の表情作りに四苦八苦。優しそうなおばあちゃんに見えたら嬉しいです。

 

ターシャさんのような暮らしは出来ないけれど、その思想には感銘をうけました。

花、手作り、物、そして出会った全ての人に感謝して生きていけたら素敵ですよね。

自分が幸せならば、他人にも優しく出来る心の余裕が生まれてきますもの。

 

ro_01m.gif

anne18.gif 《おさらい勉強中?》

職業柄、語学の教室とは縁があったよなあ。

海外のファッションショーやバイヤーとの会話には、英語が必須。

中国人研修生受け入れ、中国の工場とのやり取りに、中国語が必須。

 

仕事を辞めたら、韓国ブーム。

字幕が苦手で、即、韓国語を習いに行った。

 

言葉って使わないと・・・忘れるね。

まさか、中国人に「シエシエ」じゃなく、「コマスミダ」なんて、言いませんが・・・。

日常会話も・・・・だんだん自信がなくなってきましたよ。

 

前置きが長くなりました。私が今「おさらい中」のものは・・・・

 

DSCF6950.jpg

『手話』です。

私にとって手話は、思い出深い言葉なのです。

 

高校時代、嫌々行った(学校行事は全てパスしたい学生だったから。)ボランティア。

身振り手振りで近づいて来た子に、くるぶしまであるスカートをつかまれた友人は、

「何?何だ?」と、驚き、手を払いのけた。(たぶん・・・にらんだな。)

 

唇を噛み締めて、その子は、もう一度身振り手振りで話す。

 

「一緒に、折り紙で、遊ぼうよ。ってさ。」

 

その光景を見ていたらしい職員さんに、「手話がわかるなんて、すばらしいですね。」と、言われた。

人間て、褒められた言葉は覚えていますよね。(意地悪な言葉も忘れませんが。)

褒められると、伸びる子なんです、私。

休み時間やつまらない授業中(良い子は真似をしないで下さい。)も、手話のハンドブックを離さなかった記憶があります。

 

大好きだった祖父が、若い頃の職場の騒音で難聴になり、耳が聞こえず手話を使っていた。

小学生の頃の私は、「おじいちゃん、何が言いたいのかわかんないよ!」と、冷たかったなあ。

祖父の悲しげな顔を見るとせつなくて、わからないながらも祖父の家に遊びに行くたびに教わりました。

 

内緒話もよくしたし、内孫以上に小遣いをもらったような・・・。

一番嬉しかったのは、祖父の笑顔。

小学生の高学年の時に亡くなった祖父。

それ以来、手話の出番は無くなってしまった。

 

何故、今・・・手話なのか?

 

去年の秋、花の水遣りをしていたら、見知らぬ女性に肩をたたかれた。

振り向くと、身振り手振りで必死に何かを言おうとしている。

 

私が、ポカ~ンとしていると、バッグからノートを出して何かを書こうとしていた。

 

そうかあ・・・・。

 

「どうしたのですか?」と、手が動いた。

 

女性は、少し安心した様子で、「駅への道順を教えて下さい。」と、手話。

「この道を、まっすぐ行って・・・・・・。」と、またまた私の手が勝手に動いた。

恐るべし、若い頃の記憶力!

(念のため、ノートに地図も書いたが。)

 

「助かりました。ありがとうございます。」女性の顔が、パッと明るくなり、

何度も何度も、振り向いて頭を下げる。そして、笑顔で大きく手を振る。

 

時間にして、5分くらいのやりとり。

道を尋ねられ、それを教えただけ。

たった、それだけの会話なのに、なんだか胸が熱くなったのです。

 

それ以来、本棚から手話の本を取り出しては、「おさらい勉強」を始めました。

もちろん、TVの『手話講座』『手話ニュース』も録画して、何度も見直しています。

 

40歳を過ぎると、さっき覚えたばかりの単語が、「右から左へ♪~♪」抜けていくようです。

『手話』をおぼえて、どうするの?・・・・と、不思議かもしれませんが、

何故か、私には必要な事のように思えて仕方が無いのです。

 

手話も世界共通語では無いですよね。

覚えたって、日本人にしか通じないかもしれない。

施設の女の子、道を聞かれた女性、そして祖父。

かすかな記憶の片隅の大きな温かい笑顔が忘れられないのです。






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最終更新日  2009年02月07日 20時55分46秒
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