優しさにつつまれて

新幹線と高速バスを乗り継ぎ、スクーリングから帰って来た次男。

予定時刻より１時間遅れで、３日の夜中０時過ぎに「疲れた～。」が、第一声。

定時に出発したバス。しかし、福島に入った辺りから高速が大渋滞。

そして・・・「ただいま～♪腹、減った！何かない？」が、第二声。

大学近くのビジネスホテルに滞在中、過酷なハードスケジュールで、

ゆっくり食事をとる時間がなかったらしく、朝昼はコンビニのおにぎりかパンの１個だけ。

夕飯は一緒に行った仲間たちと『牛タンの有名店』に１度行ったとか。

スクーリング後、ホテルに戻るとレポートのまとめの課題が山盛りだったそうな。

研修の話もそこそこに、有り合わせの食事を美味しそうにパクつく次男。

「痩せたね～、顔が小さくなったみたい。」

体重が２ｋｇ減っていた。

たった４日間で２ｋｇ減。思いがけないダイエットだわ。

１７８ｃｍ、５５ｋｇから５３ｋｇに。

明太子と豚肉の生姜焼きの残りで、ご飯を二膳平らげて、「寝るわ。」・・・・。

２ｋｇの体重減も、きっとあっという間に元に戻るんだろうなあ～。

　《お出かけ用の大きめバッグを作る》

うん十年も洋裁に携わっていると、ＴＶや映画、雑誌で見たデザインならば、

雰囲気からデザイン画を移して、型紙を作ることは可能。

しかし、バッグとなると・・・ねぇ。イメージ通りにはいかないもんですわ。

５日におでかけ予定がありまして、

そんな時に持つバッグがないので、４日は『バッグ作りの日』でした。

〈その１〉

『トートバッグ』・・・・出来上がりサイズ＝幅４０、高さ『持ち手含まず)２８、マチ１０

こっとんこばやしさんの大人可愛いキルト生地。

気に入って買ったものの、子供用には使えずに放置していた生地。

持ち手は、こくんさんとの物々交換で「長さ５５ｃｍの合皮｣。

貰ったときは・・・・「大きすぎて、使い道がないから送り返しましょうか？」などと、

毒を吐き、何ヶ月もしまい込んでいた持ち手。

やっと、出番がきましたよ。しっかりした作りの持ち手のおかげで、

丈夫なバッグが出来上がりました。

裏布はグラニーバッグ同様、お気に入りの麻の花柄生地。

リバーシブル仕立てしたので、用途に合わせて楽しめそうです。

仕上がって、持ち物を入れてみたら「もう少し、深いバッグがいいなあ～。」

・・・で、

〈その２〉

『ショルダーバッグ』・・・出来上がりサイズ＝幅４８(口部分は４０)、高さ４８

麻生地の花の青がなんとも上品な・・・・しかし、大き過ぎる柄。

この花柄をいかすには？と、思案していたら、「シンプルな形」に決定。

バッグの持ち手は、またまた、こくんさんとの物々交換。

「こういう持ち手が欲しいの。」と、イメージを伝えたら、

ドンピシャの持ち手を送って下さった。ありがとうね～。

切り替え部分には、トーションレースでちょっとガーリー風。

このレース・・・実は、アンティークレースショップで１ｍしか買えなかった物。

私にとっては、高価な物で、ビミョウに残っても勿体無い(きっと、捨てるから。)ので、

レースを切らずに、半分の位置と袋の脇線を合わせて縫いつけ、

最初と最後に余った部分は、リボンに結んでみました。

オモテ生地、裏生地に芯を貼らず、あえて「クタクタ」のバッグに。

ピンクベージュの麻生地の口部分切り替えのみ、裏表にしっかり芯を貼りました。

この深さ・・・たっぷり入ります。

今回のバッグは、『明日のお出かけ用♪』という、目的がありました。

作りながらも「行けるかな？大丈夫かな？」との、不安を抱えておりましたが・・・・。

参考にした本はこちら。

アマゾンで購入しました。この本・・・・いいですよ～。

友人に「マルシェバッグが欲しいの。」と、頼まれて探した本。

あっ！肝心のマルシェバッグ・・・・まだ、作っていなかったわ。