優しさにつつまれて

４日(土)のこと

売ることになった、夫の従姉妹の家の片づけを手伝いながら、

彼女と二人、「懐かしいねぇ。」と、何度も手が止まった。

「私は作れないけれど、勿体無いから持って行ってよ～。」

？・・・え～・・・・いらないけれどなあ～。一応・・・もらっておくか。

いらなきゃ、母にでも・・・。

小学校の手芸クラブで作った覚えがあるような・・・・。

おしゃれ工房の前進、婦人百科が・・・・。

パラパラとめくってみたら、「ん？お洒落じゃん」と、思ってしまった。

作り方も丁寧に解説されているし、『昭和の世界』の手芸が楽しめそう！

今でも使えそうな手芸が盛り沢山。

母に教えたら、懐かしすぎて泣き落としで持って行かれそう・・・・あはは。

他にも、こんな手芸本が・・・。

この猫の刺繍。愛嬌があって可愛い！

黄色の写真。子供の頃、母が編んでくれた水色のカーディガンにそっくり！

そうそう、レース編みも流行していた。

不器用だった私は、課題のレース編みを母に編んでもらったと記憶している。

大切なピアノやテレビには、レース編みのカバー。

懐かしくなって、本棚からバイエルを取り出してみた。

　《とほほ・・・・の出来事》

従姉妹の家に向かうため、自転車に乗ってゆっくりと走っていたら、

横からウィンカーも出さずに自動車が斜めに割り込み、私の直ぐ前で急停車。

咄嗟のことで、バランスを崩して左側に横倒しになった。

左足のひざと、骨盤を・・・たぶん強打。

前を走っていた長男が、音に驚き駆け寄って来た。

運転手は気づかなかったのだろうか。あっという間に発進してしまった。

その時は、たいしたことは無いと思ったのに、痛い。

帰宅した夫に、「大丈夫か？車種は？ナンバーは？」と、聞かれたが覚えていない。

その日は、痛みもなかったので、「大丈夫よ。」と、笑ったが、

昨日は腰が痛くて痛くて・・・・。

今日は、昨日よりも痛みが軽くなったみたい。

今朝早く、長男と海釣りに行った夫。

「おい。お母さんがさあ、運転手に怒鳴らないって・・・。

数年前のお母さんなら、法廷もんだぜ。

まだ、本調子じゃないんだな。」と、しみじみ言っていたそうな。

私の体調を言動で判断するとは・・・。

と、いうわけで、しばらく、おとなしくしています。

『ハリスおばさん・パリへ行く』も、やっと届いた(１０日以上待ったよ。)し、

昭和の手芸本もたくさんあるし・・・・。

皆様、くれぐれも交通事故？には気をつけてね。

災難は、いつ・どこから・・・やってくるか、わかりませんよ～。

このまま、ひきこもりに戻りそうな・・・不安で眠れない、かれんでした。

《Ｐ・Ｓ》今回は、『罪を憎んで、人を憎まず』は、無理です。痛いもん。

運転手の顔・・・見ていないけれど(だけに)、悔しいですわ～。

絶対・・・絶対・・・私が倒れたのを知っていると思うのよね。

「自分は悪くない」とでも、思ったのか？

あれだけの音がしたんだからさあ～、一応、降りてきたらどうだい？

「大丈夫ですか？」とか、「すみません」の一言が聞けていたら、

こんなに、怒りは込み上げなかったのでしょうねぇ。

いやいや・・・もしかして、この怒りは自分自身へかも。

機敏に避けられなかった、運動神経の無さに・・・・呆れているのかもしれないですわ。