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いまさらだけど発見した練習方法。
ハイドンは結局1つのフレーズの中でやらなくてはならないことがいっぱいあって、変な話弾き終わったときに「ああそうだった」と思う感じで、間に合わない。それをぜーんぶ入れると、それも自然に手慣れた感じで入れるとすごくよくなるのだと思う。到底そこまでいくのは大変だけど、練習の仕方としては、まず倍の遅さで弾いて、やらなきゃいけないことをぜーんぶ思い出してぜーんぶ入れていくようにする。遅いとそれだけ思い出す時間、それを手に指令する時間、そして手の動作自体の時間が取れるので、実現できたりする。それを結構もう大丈夫と思うようになるまでやってから、普通のテンポで弾く。そうすると身についていると音がよく見えるようになる。時間がゆっくりに感じる。だからいろいろなことが入れられる時間を感じられるようになる。余裕が出てくる。早いパッセージもそうだし、遅いところもそうなので発見だった。ふつうのテンポでうまくいかないところはゆっくり弾いてもどこかしっくりいっていないことが多い。 ゆっくり練習しなさいというのはよく言われることで、もちろん今までにもやってきてはいたけれど、今回メトロノームを使ってやったら余計にわかった。速く弾けないところはゆっくりでも弾けていないのだ。テンポが把握できていなかったり、重みの移動がうまくいっていなかったり、意思が手に伝わるのが遅かったり、どこか安心感を欠くものが、ゆっくり弾いたときにもある。 ああもっと早くこの感覚が得られれば間に合ったかもしれないのに。でも発見しただけでも感謝しなくては。 読み返したら、当たり前のことしか書いていない。でもこの時間が止まるような感覚が発見だったように思う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009.04.21 22:01:42
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