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今日の吟遊詩人はやっぱり遠くに行ってしまっていた。とにかく最初のところだけ今日はしようと思って練習したけれど、自分の音が粗末なのが気になるだけで、なかなかさみしい時間を過ごした。最後のほうで少しだけ来てくれた。でも昨日からそんなに劇的にひどい音になるはずはないので、客観性を得たということで、これからは地道に科学的に練習しようと思う。
死と乙女はやっぱり簡単にはいかない。この間少し練習したのが元に戻ってしまっている。こちらも1楽章の半分をみるのが精いっぱい。今日はゴルターマンもちょっと犠牲にしてしまった。3連符がうまく入らない。3連符で早くなってしまうのか、拍子が狂う。3連符の前の四分音符も音も粗末だし。でもそういうことにこだわっているより、とにかく止まらずに弾く、拍をきちんと取る、音程を外さない、というのがたぶん合わせるときに他のパートの人がチェロに期待する事項だろう。音質とかそういうことはまああまり気にされない。でもせっかく弾くのだからそこまでやりたいと思うがいつも皆が期待する最優先事項もままならない。今回はでもやっぱり目指したい。 エチュードは少しどうやって質を上げればよいかが分かってきたかもしれない。1番目のエチュードはめずらしく4回目。いつもできてもできなくても1回か2回で次に行くのだけど。でもこのエチュードで自分が成長できるように思っている。朝いちばんにまともな音を出す練習にも使い、そしてそのあとはある部分を抜き出してとにかく1音1音確認して、音がかすれたり気に入らない時は何が原因でどうすればベストの音がでるかを研究する。2番目のエチュードはまだ譜面を追っている。年のせいか、昨日できるようにしても今日弾くとまず感覚がまったく記憶がなくて、そのあと練習しててそうだったそうだったとなる。昨日の記憶がなくなるのはほんとに非効率。 片付けの機運が高まっていて、まずはカセットテープから着手してみた。昨日はウォークインクローゼットを久しぶりにウォークインして、中にあるカセットテープを全部引きずり出した。缶ジュースのギフト箱x5 + 缶ビールのギフト箱x2 + 靴箱x5くらいのボリューム感。 その前の日に一応カセットテープを電子データに変換することをやってみた。テストに使ったのは長い間ドデカホンに入っていたパコデルシア。PCにLINE INがないので、MICから入れるのはちょっと抵抗があったが、まあできた。プラグがちょうどいいコードがうちになかったので、テープレコーダとPCの間にマルチトラックレコーダーをかました。久しぶりにコードが絡み合ううっとうしい世界の中に入った。チェロはコードがないのでやっぱりすっきりしていていいなあと思った。 みんな知らないうちにカセットテープは捨ててしまっているらしい。まだ持っている人はほとんどいない。必要なものだけCDにしたりしてほとんど捨てたよという。私もがんばろ、そしたらクローゼットの中はかなりすっきりするだろう。そもそも私のクローゼットは洋服よりも、カセットテープ、なんだかわからん書類、手紙、思い出の品が多い。 しかしここまで来て、カセットテープの顔を眺めると捨てられないのがほとんどのような感じだ。こんなにいっぱい聴いたんだなあ。昔はLPを買うお金もなかったのか、FMをよく録音していた。最近はクラッシックは何楽章だけというのが多いようだが、昔はちゃんと全楽章やっていた。「大作曲家の時間」のラベル。「名曲の楽しみ」(吉田秀和)、「ベルリンフィル演奏会」、「ベイシティブルース」(ピーターバラカン)、「サウンドストリート」(坂本龍一)、「モントルーフェスティバル」。エアチェックしたのが多い。しかも私もよっぽど暇だったのかカセットテープの箱の中の紙は水彩での絵つきのものもある。もうテープが劣化して聞けないなら捨てられるけどやっぱり捨てられないなあ。やっぱり別のものを捨てることにしよう。たぶん無造作に入れられているテープをクラッシック、ロックやジャズ、自作録音くらいに分類してまたクローゼットに入りそうだ。 洋服も捨てられない。どこかに引き取ってもらったり、着つぶしてボロにするならいいのだけど捨てるのは心が痛む。 やっぱり量を減らすには、あの、ようわからん紙類たちかしら。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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