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ゴルターマンの1楽章には大きくいって2つ問題の個所があるのだけれど、この2つともに対して長い時間かかったけど、今回の対応法は「分割」だった。少し効果が出た気がする。
自分で弾いているときに細かい音の聞き分けができていないのだと思った。自分で弾かないで聞いていてもそれができていないかもしれない。でも人の演奏を聴いていてああいいなあと思うときどういうところに弾かれているかというとたとえば細かい音が続いているときにその音の粒立ちがよくキャラクタがそれぞれかがやいているときだ。ささやきがあったり、少し大仰なしぐさがあったり。 この弾き分けをするまでに、まず自分で聞き分けができていなくてその細かい音とスピードに飲まれてしまっているのだと感じた。それで、何回か繰り返されるフレーズのキャラクタ別に分類して、キャラクタAのみ、キャラクタBのみというように練習してみた。実際にはABABABと来るわけだ。2つ目の問題個所は結局キャラクタは3つあってそれを弾き分ける必要があると思った。 そんな風にやってみたら、少しできるようになったように思った。もちろん全体の流れも必要だけど、やっぱり細かいとこのその息遣いをどんだけ拾えるかというのができるようになりたいと思う。 イチローの動体視力じゃないけど、私はきっとそのスピードの中での聞き分け能力がまず低いんだと思った。そのあとに体を動かすことが入ってくるけれど、まずその音では不快であるといつでも感じる聴力が必要だなあと思った。音程もそうだけど。 聴いているようで聴いていない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009.08.06 21:25:27
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