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モーツアルトといっても単純ではない。
金曜日にアンサンブルの予定があるけれど、なかなか時間がかかってしまう。合わせる前にじっくり曲に取り組んでみたいと思っていたけれど、弾くので精いっぱいといういつもと同じ状況に陥っている。大変だけど楽しいかな。 2楽章はバイオリンとチェロの歌い合いがあるけれどそこが素敵。どのくらい伸ばすべきか、ビブラートはすべきか、どこに重みが入るべきなのか、息継ぎのような合いの手はどういう感じであるべきなのか、など興味が尽きない。最後のフォルテの16分音符の連続は音程も取りにくいけど、しっかり弾けたらいいなあと思う。 そんな感じで2楽章に入り込んでいて、3楽章はメヌエットでそんなに手間でないと思っていたら、これがまた音程が取りにくくて音が出にくく苦戦。ちょっとハイドンの日の出のメヌエットのような勇ましさがある。そして4楽章はまたまた大変だった。というわけで、今日はエチュード半分とゴルターマンの時間もすべてこちらに費やしてしまった。まあいいか。 不協和音という題名は1楽章の最初のアダージョから来たのかもしれないけれど、そのあとの楽章にもそれぞれこの最初に提示された不協和音的な響きがある時にふと挿入されている。他のモーツアルトってこんな風な音づかいあったっけ?と思うような。 どの楽章も面白いけど時間がなくなってきた。そもそも4楽章なんて3日前に初めて弾くということ自体ちょっと無理がある。でもなんとか深めたい。「ただ弾くこと」以上の試み計画。「ただ弾くこと」もできないのだけど、それを待っていたら死んじゃうので。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009.08.11 20:59:55
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