sotto voce

何となく気になったので、食べる前に撮りました。
かわいいなあと思って。味もキュートでした。

うちの前の桜の木で蝉がたくさん鳴いている。毎日お疲れ様です。
おとといくらいに「つくつくほうし」が鳴き始め、まだ声のトーンが高くて子供って感じ。長く鳴かずにすぐに「ほいよー、ほいよー」といって終わってしまう。「つくつくほうし」って鳴き始める時に「つくつくほーし、つくつくほーし」というより、「ほうし、つくつく」と”ほうし”から始めているような気がする。

道路の向こうの雑木林にモモや梅があったのだけど、春の始まる前にいきなりすべて切り倒され取り除かれ（まさにＤＥＬＥＴＥという感じ）、巨大なマンション工事が始まった。この春はうぐいすの声を聞くことがなかった。たぶんそこにいた蝉も全部うちの前の桜に来たように今年はいつもより大勢のように思う。でもあのいきなりの伐採に引っ越すだけの暇があったはずないか。桜の木を見ても蝉は見えない。蝉が目につくほどいたら、もっとうるさいんだろうか。

蝉は冬は鳴かない。夏に生まれて、ひと夏で死んじゃう。ところで、うぐいすは春にしか鳴かないのだろうか。冬には死んじゃうわけではないと思うけど、夏から冬にかけてはずーっと黙って過ごすのだろうか。それとも別の鳴き声でお話してるのか？