sotto voce

このごろ日記を書かなくなったのは夜のパソコンの時間を別のものに費やしていたから。

何かというと楽譜のサイト。ご存知ですか。
版権切れの楽譜がアップロードされるサイトがあって、無料で楽譜がダウンロードできる。
私のようなお金に心配のある人でも十分すぎるほど楽譜が入手できる。
アンサンブルのときなど、今まで自分のパート譜をみて練習して、ＣＤを聴いて、そこをファーストが弾いているのかセカンドが弾いてるのかは分かっていなかったり、複雑なところは出がうまくわからなかったりしたけれど、総譜もけっこう入手できて、すごく贅沢になった。
もちろんすべての楽譜があるわけではない。あれはあるかなあと探したり、ある作曲家の知らない曲の楽譜を眺めたり、チェロ２つの弦楽五重奏で検索して、名前を聞いたこともない作曲家の楽譜をみて音を想像したり、ＣＤの試聴サイトで音をかじって聴いてみたり。あっという間に時間が過ぎてしまう。とうとうアンサンブルで総譜もなくＣＤもでていない曲を合わせてみることにしてしまった（日本初演かも）。チェロの２重奏も弾いてみることにしてしまった。何といってもタダというのが気に入っている。感謝。

こんなに多くの作曲家がこんなに多くの曲を作って、ほとんどが埋もれている。楽譜を見ているといろいろなことをイメージして興味がつきない。手書きの楽譜もあり、表紙も手書きですごくていねいに書いてある。その時代のその営みに気持が遠くまで飛んでいく。

他にもありますが、ＩＭＳＬＰ(International Music Score Library Project　私にとってＩＭＳといえば、会社で慣れ親しんでいたInvoice Matching Systemなんですけど)がお気に入りで以下です。

http://imslp.org/wiki/Main_Page