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今日はお誕生日。少し何か彩りをつけるために、ここ2-3日で弦を変えたり、松脂を新しいのを使ってみたりした。それからさきおとといにウィスペルウェイの公開レッスンを聴きに行った。
ウィスペルウェイは思ったより外向的な雰囲気で、うちに帰って誰に似ているか考えてみたらモーツアルトだった。笑わせようといろいろ動き回ったり大げさな動作をしたり、ときどきちょっと失礼。でも音を聴くときに子供のように真摯に空間を見つめ、わずかの音程の差を指摘したりする。ビブラートと弓の速度についての話は私にとって最大のプレゼントだったと思う。まだここ2-3日それがどういうことだったかやってみたりしているが当然だが簡単にはいかない。そう弾き出しの弓についても。 弦はおととい、あこがれのラーセンにしてみた。インターネットで40%Offを見つけて。なんだか根元のところの橙と黒の巻き巻きがすごく高級な雰囲気を醸し出している。上2本ヤーガーをはずしてラーセンをつけて調弦して30分くらいかかってしまった。D線は特に上のところが狭くて穴に通しにくい。 ラーセンの音はというと、思ったほど劇的に違わないように今のところ感じている。なぜか最近弦を変えると変えていないほうの弦の変化のほうが気になる。今回はG線とC線がなんだか変わった気がする。ラーセンはヤーガーより、今G線とC線に付けているスピルコアに近いちょっと軽めのというか細めのというかそういう音がするような気がする。ヤーガーはちょっともっこりしたところがあるけれどそれよりクリアかなあという印象。値段が高い分ヤーガーよりいいかというと好みの問題かもしれない。どんな弦でも弾くのがわたしなので変わり映えしないとも言える。 昨日は楽天で注文した(初めての楽天市場利用)松脂が届いた。ギョームというのと今まで使っていたボガーロ&クレメンテチェロ用と同じもののバイオリン用。このブログのShopping Listというのに表示されるようにしてみたけど今のとこはまだ表示されていない。 昨日はギョームをつけてみた。今までのボガーロ&クレメンテチェロ用より、乾いた感じだった。ラーセンも軽めの印象でギョームも軽めの感じでどういう風に弾くと一番いい感じになるのかなあと思った。実際には弦の変化より松脂の違いのほうが今のところ大きく感じる。ときどき今まで聴いたことのないような音がする。それはいい感じの音だけど、時々は粉っぽい感じもする。 今日はボガーロ&クレメンテのバイオリン用の松脂を付けてみた。これは今までのチェロ用より色も明るくちょうどギョームとチェロ用の間くらいの乾き具合かなあという感じ。弾いていると独特の「木だ」と感じるような音がする時があった。重たすぎずでもしっかりとまとまった音が出る気がする。先生のところで初めてつけていた時も感じたけれどなんだか上等な感触・響きがあってそれがいい。 今日はエチュード3つ、ドボルザークのアメリカ、フォーレのエレジー、ゴルターマンの3楽章をちょっと練習した。エレジーは今のところ、これは個人的な哀歌ではなくなんか叙事詩的なものであるとイメージしている。右ページの細かい音のところが今日やっとなんとか弾けた。本当は最初のところのビブラートをもっと研究したいのだけど、これのせいで今まで手付かずだった。左ページの下から始まるパッセージも少しイメージができてきた。今度のレッスンまでに少なくとも自分なりに曲の形のイメージをまとめたいと思う。そうしないと先生にそれをされてすごくやられたという気持ちになってしまうので。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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