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昨日のビブラートのイメージはたぶん正しいと今日も思った。ただ自分の中に染み入れるまでにはまだ時間がかかりそう。当然2日あとの本番の緊張の中でできる確率は極めて少ないけれど、あるべきはこっちと判断したならやっぱりこれをやるしかない。本番にできるかできないかは私が決めることではない。
エレジーの曲自体は私には今とても音だけのものに感じている。エレジー(哀歌)が個人のめそめそした哀歌ではないとは最初のころに思って、叙事的な何かをイメージしたけれど、それでこの曲に入っていくことは結局できなかった。たぶん私は自分にリアルなものじゃないとだめなのだ。歴史的な悲劇を体験したこともないので所詮聞いた話読んだ話では、そこまで集中できない。それで結局、この曲は特にストーリーはない。ただ音の質とか動きとかそういうもの自体をきちんと出したいという欲求があって、それがモチベーションになっている。何かを表現するとかでなく、ただそのものがあるだけという感じ。ビブラート、弓の速さ、音の長さそれをきっちり組み合わせていくと出来上がるようなそんな感じ。やっぱりフランス人だなあと、構成が論理的だと思った。 やりたいことがまだうまくできないけれど、それを自分の部屋の中だけでも実現してみたい。ゴルターマンはエレジーに時間をとられて守りの感じになっているけど、やっぱりこちらもまだできないこと1つは実現できるように持っていきたいと思う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010.01.28 22:31:10
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