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この間のアンサンブルでまたラズモフスキの3番を弾いた。
3-4年前によくわけわからず弾いたのが初めてで、そのあと去年から今年にかけて、今回で3回弾く機会があった。メンバーはいつも違うけど。 今回の感想をまだいつか分からないけど次回のときに忘れないように書いておきたい。 1楽章は最初のほうでチェロが一人で駆け上がる2小節のためにいつも莫大な練習時間を費やす。ほかに弾けないところもあるのだけど、ここでしくじるとそのあとほかの人たちが入れなくなるし、すごく目立つ。ラズモフスキの3番をやることになるといつもこの部分で気が重い。この部分も含め、16分音符をクリアに出せるようになりたいと思う。2ページめの下のほうのアルペジオはあわてずにしっかり出したい。この曲はピアノ曲のような感じで弾けると結局一番魅力的なのではないかと思う。 2楽章はチェロのピチカートで進む感じなので難しい。だいたい同じ音のピチカートを一人で練習する気にはなれないのだけど、ひとりで練習するときにピアノはどんな感じフォルテやスフォルツアンドはどんな感じと一応ちゃんと研究しておくべきだと思った。ピチカートをちゃんと聴こえるように出そうとピアノのときも大きめに出すと強弱がなくなってしまう。なんか工夫しなくちゃいけないのだと思う。アルバンベルクカルテットのを聴くとやはりかなり大きめで太鼓をたたいているような乾いているけど力強い音がする。私のは大きく出すと雑音が多くなる。研究が必要。 今回アンサンブルして印象的に思ったのは、この曲は遅い曲というイメージがあったけど、遅い曲ではない。そしてスフォルツアンドが6/8の3つ目の8分音符についていてなんか弾きにくいんだけど、このスフォルツアンドで先に進めていくというイメージを持って弾くといいんじゃないかとおもった。単なる思いつきなので今度機会があったときに忘れずにやってみたい。 3楽章はグラチオーゾ。とっても優雅なメヌエットで素敵。いろいろと入り組んでいるけど今回はその入り組みもわかった上で弾けてよかったかなあと思う。コーダのところはもう少し豊かに弾きたかった。 4楽章は最初のフーガで私が入ったときに崩れたのは私がおかしかったのかなあ。1度ピッチリ合わせてみたい。そのあとの部分の入るタイミングが意外と難しい。これはまだただ数えて入っている域なので、もう少し構造を理解しておきたい。8分音符はスピカート気味にクリアに弾くのだと思う。自分がテーマのとき、もっとしっかり出したい。 最初のフーガのテーマが終わった後の4分音符は遅くなりがち。2ページめのみんながそれぞれ順番に上がって降りるところで私は途中から走り気味? 今回、いままでで一番速いテンポで最後の弾いたように思う。これくらいで弾けると楽しいかなと思う。CDのようなテンポで弾けることはまずないだろうし、あそこまで速くする必要もない気がする。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010.05.18 21:58:17
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