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ショパンコンクールがなんでこんなに私の心をとらえるのか、よくわからない。
音楽の競争する面が超苦手な私は、競い合いに興味があるわけではないと思う。 たぶん、これがチェロだとこんなに楽しめないかもしれない。自分と比べたりして、あーあ、なんでこんな私がやってても意味ないじゃんとかそういう方向に思考がいって、ネガティブな気持ちに覆われてしまうと思う。 ピアノはその点、ここちよい距離感があってよい。 そして、でも音楽の展開の仕方とか、音質の選び方とか、体の使い方、気持ちの入れ方、みんなそれぞれその人のやり方でやっていて、それを見て聴くのがすごく刺激的だ。いろいろなあり方を見せてもらえる。 それで、自分で練習する時にもなんかポジティブな気持ちになれる。(君は全然関係ない人ですよ、というのはわかっていますけど) エチュードもショパンのエチュードみたいにどんだけでも高めるべきだと思って「もっとこう」とかトライする気持ちになる。 けっこう長い間やっている曲、ピアッティのノットゥルノ(ノクターン)はなかなか私にとって難しい。ただインテンポで弾くのではなく、形を出したいのだけれど、それがなんか見えてこない。 普通の夜想曲のイメージがうまくのらないのがたぶんいつまでも納得に至らない原因に思った。でもショパンでもいろいろなノクターンがあった。積極的なノクターンもあった。それでもノクターンだ。明るくてもノクターンだ。弾んでもノクターンであればいい。 ショパンコンクールの人たち、いろいろ見せてくれたけど、じゃあ私はこの曲に対して、どうアプローチするのか。このフレーズはどう主張するべきと思うか。いろいろなあり方があると思うけど。 どうするかを決めるには、今の私には、その曲に対する何か1つイメージがやっぱりないとどうしていいかわからなくなってしまう。本当は純粋に音楽だけがあるべきなのかもしれないけど。 そして、今日ひとつ来た。やっぱり、ねんねの友、くまちゃんがいると、モチベーションが上がってことがスムーズに進む気がする。 ショパンコンクールのサイトはこちらです。http://konkurs.chopin.pl/en ここのOnline Broadcastingで中継が流されます。ポーランドとの時差は7時間(日本が7時間進んでいる)です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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