ハイドン1ページ目
今日は会社でふとすると胸の上のほうが痛んだ。その原因がなんともいえない対人的な悲しみと不安だとはわかったけれど今までにない体への刺激だった。不安とかもう少し心臓の下あたりに来るのに。首と胸の間くらいに上からスーッと押さえられるようなものだった。経験のない(それとも忘れてるだけ?)痛みだった。会社に入ったばかりのころ上司に毎日のように怒られていて(そのときはわからなかったけど、今思えば私はなかなか素直に「はい」といわないでいろんな質問をしたことが反抗的と怒らせていたのかなあと思う)、おかげで体重がかつてないほど減った(といっても普通になったという感じだけれど)。今、やはりそんな感じで今までどんなに忙しくてもプレッシャーがあってもどんどん増え続けた体重が、少し減り始めている。いっぱい食べてもあまり体重が増えない。怒られるのが私には一番ダイエット効果があることがこれでわかった。どうしたらいいのかこれ以上考えてももう仕方ないのでとにかく今すべきことを精一杯して後は祈るのみと何度も今日言い聞かせた。今日は練習が2時間ほどできたので、ファーストプライオリティのハイドンに入る前に、フランクの2楽章をみた。かなり弾けなくなっていて、ピアノとあわせることはできるかどうか。でもとにかく弓の練習と一緒に左手が取れないパッセージをゆっくりやった。いつかはやらなくてはいけないことなのだから。ハイドンは最初の部分を注意深く練習した。結局最初の1ページがちゃんと弾けないならそのあとも弾けない。注意深く上がり下がり、その愛おしいメロディと息遣いと、どこにいこうとしているのか、とかどこに微笑みがあるのかとか、そして最初のFis-G-G-A-A-fis-AのA-Aのところがつながっていないのをこれからは絶対に許さないというようにとにかく注意深くやって、それが自分で意識しないでももうそうなるようにしたいと思った。そんなしているうちにいままで何回何百回と弾いていたAis-H-H(tr)-Cis-D-D-Cis-H-A, A-G-Fis-E,,,,のところを力強く弾いていたけれど、楽譜は最初からずっとメゾフォルテなのに気がついた。ここは何なんだろう。もっと軽いのではないか?なんとなくこの終わり(ひとフレーズの終わり)は奇妙といえば奇妙。それまでメゾフォルテ。書いていないけどカンタービレ風、やっぱりここの終わりはそんなに強くなく、ちょっと一旦切り上げさせてもらいますって感じなのではないかと思った。明日もう一回整理してみる。