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最近は、休日になると家の周りにあるウォーキングロードをよく散歩します。わたしの他にも朝早くから散歩している人がたくさんいて、みんな健康を考えているんだなぁと思います。健康を実感する時ちょっと幸せを感じます。
ある日、たまに出会う元気なおじいさんが、通りすがりに「おはよう!」とわたしに声をかけました。わたしもニコッと笑って元気に「オスッ!」と応えると、なんとも嬉しそうな顔をしました。まるで「わしらは仲間じゃ」と言っているようでした。 平日の休暇は通学時間とぶつかる時があります。 小学校の校門の前で、登校して来る生徒の列に中年の先生が挨拶をしていました。 「おはようございます」先生が声をかけると、遠慮ぎみに生徒が「おはようございます」と応える。先生がもう一度大きな声で「おはようございます」と言うと今度は生徒も大きな声で「おはようございます」と挨拶をしました。なんとも気持ちのいい、すがすがしい風景でした。 しばらく行くと、今度は中学生の列に会いました。 娘や息子の中学時代を思い出しながら歩きました。 女子学生のグループが通り過ぎました。その中の一人がわたしに気づいてすれ違いざまに軽く会釈をしました。 わたしも軽く会釈をして、「誰かと間違えたのかな?」と思いました。 でも、そうではなく「誰にでも挨拶が出来るいい子なんだな」と思いました。とても感じのよい子でした。 日曜日には川沿いのウォーキングコースを妻と歩きます。 天気が良い日は、緑と風と川の音が心地よく、遠い昔の田舎の風景を思い出します。 前から、初老の夫婦が仲良く話しながら、歩いて来ました。 私たちの前で、軽く会釈をされたのでわたし達も軽く会釈をしました。 言葉はかけませんでしたが、なにか一言声をかけたい気持ちになりました。 こんどは犬を散歩させている男性がやって来ました。 「こんにちは」と軽く会釈をされました。わたし達も「こんにちは」と 挨拶をしました。 気が付くと挨拶をされると、すかさず自分も挨拶を返していました。 今の時代、自分から挨拶をするのも勇気がいるのかも知れません。 でも本当は挨拶をすることは、とても気持ちのいいことです。 臆病になった現代人も、本当は誰かと挨拶を交わしたくて、誰かの挨拶を待っているかも知れませんね。本当は自分から挨拶をしたくて勇気がないのかもしれませんね。 挨拶をされた時、何となく気持ちが通じて、うれしくなります。 親しみを感じて、仲良くしたくなります。そして親切心が生まれます。 それなら勇気を持って自分から挨拶をしましょう。 挨拶をされた人は、少しだけ幸せになるかも知れません。 うれしい気持ちになるかもしれません。 いやな事を忘れて、少しだけ元気になるかもしれません。 今度はわたしも、自分から挨拶をしようと思います。 うちに帰ってマンションのエレベータに乗った時、まだ幼い小学生の女の子が乗って来て 「こんにちは、何階ですか?」と聞いてボタンを押してくれました。 降りる時には「さようなら」と頭を下げました。 わたし達も「さようなら」と言って、いじらしい子やなと顔を見合わせてニッコリしました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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